YouTuber としおの「おいしいラ飲み」　第4回

超豪華おつまみ付き!? ゴクゴク飲めちゃう絶品スープの家系ラーメンが大人気な西国立「らーめんぱったぱた」で至福のラ飲み！

2023年09月29日 12時00分更新

文● としお（YouTuber）　編集●ラーメンWalker

　どうも〜、こんにちは。としおです。

　ラーメンYouTuberとして活動中の僕が「ラ飲み」をテーマにお届けするこちらの連載。そう、「ラ飲み」とは、ラーメン屋さんでお酒を飲むこと。これがねぇ、また良いんですよ。僕なりの楽しみ方をご紹介させて戴きます！

燻製チャーシューが絶品！毎日でも食べたい家系ラーメン！

　東京都立川市羽衣町。西国立駅の近くの住宅街にある一軒のラーメン店「らーめんぱったぱた」。オープンしてからまだ3年ですが、すでに立川エリアを代表する人気の家系ラーメン店となっているお店です。

らーめんぱったぱた外観

　店主の丸田拓馬さんがこちらをオープンさせたのは2020年の4月8日（旧店名ぱたぱた家／商標登録の関係で2022年に改名）。1回目の緊急事態宣言発令の翌日という大変な時期でした。

　「オープン日は決まっていたのですが、直前に緊急事態宣言が出てしまいました。お客様が来てくれるか不安でしたし、本当にお店をオープンさせて良いのかも悩みに悩みました。でも、開けてみるとお客様がたくさん並んでくれたんです。あの日の事は一生忘れられないですね」と丸田さんは話します。

店主の丸田拓馬さん

　家系ラーメンとの出会いは、丸田さんが大学一年生の頃。当時、家の近所にあった立川の「つばさ家」にハマり、大学卒業までの4年間、週3、4回のペースで通い続けたそう。

「世の中にこんなに美味い食べ物があるのかって思いましたね（笑）。その時につばさ家でラーメンを作っていたのが、五丁目ハウスのミノルさん。僕の師匠です」

　五丁目ハウスは、東京中野にある都内屈指の人気を誇る家系ラーメンのお店。そこを一人で切り盛りする菅野稔さんにラーメン作りの全てを教わったそう。

　丸田さんは大学卒業後、つばさ家がスタッフを募集している事を友人づてに聞き、応募し働き始めます。そこから1年間、菅野さんに教わりますが、その後、菅野さんが退社することに。つばさ家に残った丸田さんは、その1年後には店長となり、そこから5年間ほぼ独学でラーメンと向き合ってきたそうです。

「そろそろ独立したいなと考えていた時に、ちょうどつばさ家が（トラックの衝突事故により）休業、移転する事になって。そのタイミングで独立を決めました」

　ぱったぱたオープン当初は、当時のつばさ家に近いテイストのラーメンを提供されていましたが、スープの炊き方を変えたり、チャーシューを煮豚から燻製吊し焼に、ほうれん草を冷凍から生に変えたりとブラッシュアップを続けてきました。

毎朝、窯で焼くチャーシューが大人気

　また、限定ラーメンの開発、他店とのコラボなども積極的に行い、注目を集める存在となっています。

限定ラーメンの一例。二郎系の「ぱた郎」

　今後の展望は？と聞くと、「そろそろ2店舗目も考えています。次は、もう少し人がいるところでやりたいですね」と丸田さんは笑います。確かに、この人通りの少ない場所で行列を作るぱったぱたが、繁華街に出したらどうなるのか…と筆者も想像が膨らみます。

「スープは豚100%。濃厚でコクはあるけど飲みやすいスープ、毎日食べたくなるラーメンにこだわってます」

　丸田さんがそう話すように、ぱったぱたのラーメンは女性でも食べやすい家系ラーメン。それでいて豚の旨味はしっかり抽出されているので、物足りなさは感じません。もちろん家系定番のライスとも相性バッチリ。

　筆者もその魅力に取り憑かれ、オープン当初から通い、厚かましくも1周年、2周年、3周年とイベント日には必ずYouTube撮影をさせてもらっています。ぜひ、そちらもご覧下さい。

2周年の様子

としお流ぱったぱたラ飲み！

　さて、僕流のぱったぱたでのオススメなラ飲みスタイルをご紹介します。

券売機

　ぱったぱたはチャーシューがとにかく美味しいので、チャーシューも増える「特選ラーメン」をチョイス。

　ビールを探すと「赤星（瓶ビール）」というボタンを発見。「赤星を置いてる酒場は間違いない」とも言われる、酒飲みに長年愛されているビールです（もちろん筆者も大好物）。正式名称は「サッポロラガービール」ですが、こちらは通称の「赤星」で表記されてますね。置いてるだけでもポイント高いのに…分かってらっしゃいます（笑）