ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。突然ですが、カップヌードルはどの味がお好きでしょうか?
おそらく、オーソドックスなしょうゆ味や、定番のシーフードヌードル、カレーに人気が集中するでしょう。そして続くのは“チリトマト”。
カップヌードルのチリトマトは実は30年以上の歴史があるロングセラー商品。もちろんファンも多いです。今回、そんな「カップヌードル チリトマトヌードル」にスピンオフ商品が登場しました。
燻製が香る「チリトマトヌードル」はどんな味?
日清食品は「カップヌードル 燻製チーズのチリトマト」を2月5日発売しました。
キャンプブームをきっかけに人気が高まっているという“燻製”に注目した商品。「カップヌードル 燻製チーズのチリトマト」は、サクラチップで香りを付けた別添えの「燻製チーズパウダー」で仕上げる、燻製の香りを特徴としています。
スーパーの棚にならんでいると、一瞬、いつもの「チリトマトヌードル」と見間違えそうですが、定番品はパッケージの地が白色であるところ、 「燻製チーズのチリトマト」は地が黄色で、より香ばしいイメージを掻き立てます。
お湯を加えると、定番品とちょっと違う、燻製のスモーキーな香りが立ちあがります。どうやら、別添えのチーズだけではなく、スープ自体にも燻製の香りがあるようです。
「燻製チーズパウダー」をかけて仕上げです。なお、チーズパウダーはそのまま香ってみると、燻した香りとチーズの濃い香りがギュッと凝縮しています。これがスープに溶け込むわけですが……!
さてさて。出来上がりました。
チリトマトが変身!! アメリカンBBQのような香り
特徴はなんといっても香り。最初にあたまに思い浮かんだのはアメリカンで豪快な炭焼きBBQ。炭を焚くと、燻した香りがいっぱいに漂うじゃないですか。そんなワイルドな香りがチリトマトとマッチ!
いただいてみると、へえ! これは驚きました!!
トマトの甘みや酸味、チリやクミンなどのスパイスはそのまま。なのに、燻製が香ることでいつものチリトマトとは違う表情をみせます。
定番の「チリトマトヌードル」は酸味があって、個人的にはアジアのテイストのように感じていましたが、新しい「燻製チーズのチリトマト」は、燻製の香りやチーズのコクが奥行きや力強さを与え、先ほども書いたようにアメリカや中南米のような雰囲気に。
もちろん、公式で「アジア風」「アメリカ風」など記載はなく、あくまで私のイメージです。人によってどの国の雰囲気を感じるかは違うかもしれません。
ポイントとしては、スープの味はそこまで変わらないはずなのに、燻製の香りでガラッと印象が変わるということ。これにはびっくりしました!
チリトマトは人気の定番商品ですので、酸味、甘み、スパイスの味のバランスの良さは抜群。さりげない辛さが食欲を掻き立て、箸が止まりません。また、スープの味わいに負けない、コシとつるみのあるしなやかな麺も健在です。
ズルズルッと燻製の香りを楽しみながら、あっという間に食べてしまいました。後味は爽やか。おいしかった!!
おいしさはそのままに、いつもと違うチリトマト
「カップヌードル 燻製チーズのチリトマト」は、定番の「カップヌードル チリトマトヌードル」のおいしさをそのままに、燻製の香りを加えて、まったく別の雰囲気で楽しませてくれる一杯。
定番商品が好きな方も、いつもとはまた違った角度から味を楽しめて、ハッとすることでしょう! 感動ものです!
気が付いた点としては、私はカップヌードルの残り汁にたいていご飯を加えてかっこむのですが、「燻製チーズのチリトマト」に関していうと、燻製の香りがご飯とは合わない気がしてやめました。もしかしたら、パンを浸すと合うかも!?
このあたりは好きなように試してみるとよさそうですね!
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