ラーメンを作る人も食べる人も楽しめる「NIKEラーメンTEE」
ラーメンを着る時代が来た! この夏はアルペン限定のNIKEラーメンTEEを相棒にラーメンを楽しめ!!
ニューヨークで学んだラーメン店主に
NIKEラーメンTEEの感想を聞きに行く
ラーメンに熱中して、夏を思いっきり楽しむときに着てほしい……そんなアイテムが、NIKEラーメンTEEであることがわかりました。それを世に広めるために、アルペンさんがラーメンWalkerに伝えてくれたというのもうれしいですね。ありがたい話です、ほんと。
さて、ラーメンがデザインとしてあしらわれたNIKEラーメンTEE。ラーメンを好きな人、ラーメンを楽しみたい人にはピッタリでしょう。では、このアイテム、“人気ラーメン店の店主”ならどう見るのでしょうか?
それを確かめるためにお話をうかがったのは、鶏と野菜の旨味と栄養を詰め込んだベジポタラーメンで大人気の「鶏ポタラーメン THANK」田辺雄二代表です。
大学在籍時にニューヨークで国際ビジネスを学びながら、ラーメンで世界をより良くしたいと考え、ラーメンの道へ向かった田辺代表。ラーメンというカルチャーに国内外から接し続けた人の視点は、NIKEラーメンTEEを語るのにうってつけです。
日本のラーメンらしさと洋風テイストを融合させた一杯でニューウエーブ系の旗手となったラーメン店主からは、NIKEラーメンTEEがどう見えるのでしょうか。

「鶏ポタラーメン THANK」田辺雄二代表
——今回はニューヨークに留学経験のある田辺代表に、世界で愛されているラーメンというカルチャーをTシャツに落とし込んだNIKEラーメンTEEの感想をうかがおうと思っています。
田辺 はい、よろしくお願いします。
——ただ、Tシャツのお話をする前に……アメリカでビジネスを学んでいた田辺代表が、日本食の「ラーメン」を仕事として選んだということを不思議に思う人もいるはずです。そのストーリー、あらためて教えてくれませんか。
田辺 もちろんです。ぼくは1996年頃に、初めて豚骨ラーメンを食べて、「こんなラーメンもあるのか」とすごく衝撃を受けました。そこからラーメンを食べ歩くようになったんです。
ただ、アメリカに留学したのは国際ビジネスを学ぶためでした。日本の文化をアメリカに伝えたいのは漠然とあったんですが、まさか飲食業界、ラーメンを仕事に選ぶとは思っていなかった。

ニューヨークでビジネスを学んでいく中で、ラーメン作りに足を踏み入れたという田辺代表
田辺 きっかけは……大学生活をやっているときにルームメイトが5人いて、自分が料理担当だったんです。そのときに「自分の作ったものを食べて喜んでもらえるし、料理っておもしろいな」となって。
そこで、ラーメンがすごく好きだったので「ラーメンをこっちに持ってこれたらいいな」とニューヨークで思ったのが、ラーメン店をやろうとしたきっかけですね。
——なるほど。では、個性的な「鶏ポタ」のラーメンになった理由は?

鶏肉と10種類の野菜で作るポタージュスープを使用したラーメン。スープの濃度は「ぽてり・とろり・さらり」の3段階から選べる
田辺 あるとき、スーパーで豚の骨を買ってきてラーメンを作って振る舞ったら、イスラム系の友人が「豚を使っているから食べられない」となって。じゃあ、その友だちに食べてもらえるラーメンを作りたいということで、鶏を使ったラーメンになったんです。
紆余曲折を経て日本に戻って、この店舗のある大門で創業するにあたって、「ただ鶏を使っただけのラーメンではおもしろくないな」と思いました。日本の経済を支える方たちが大門にはたくさんいらっしゃる、そういう方々にラーメンを通して野菜を摂ってほしいということで、野菜を使っていこうとしたのが鶏ポタが生まれたきっかけになります。
ラーメンの可能性を広げていきたかったというのもありましたね。醤油、味噌、塩、豚骨……といったところに「鶏ポタ」という新しいジャンルを開いていきたいと。
オーソドックスなだけではなくて、「これとこれをラーメンでやっちゃうの?」という遊び心を持ちつつ、「ラーメンとして完結してるね」という説得力も一杯の中に出したかったんです。
もう一つ、ストーリーとしていうと、このお店は2012年にオープンしたんです。その当時はまだ、ラーメン店にいらっしゃる方は男性が多くて。女性の方でも気軽に入りやすいお店を作りたいなと思って、内観や外観、接客など、やわらかい雰囲気にしようということも大切にしています。

都心の中にあっても、ほっとする空間作りを大切にしているといいます
ラーメンを選んでもらったというのは、ラーメン店として光栄
——ここからはアルペンの水嶋さんも交えて、田辺代表にNIKEラーメンTEEへの率直な感想をうかがいたいです。
田辺 まず、スポーティーでかっこいいなと。ラーメン店側の発想だと、こういうデザインにならないんじゃないですかね。そこはさすがのNIKEさんというか……自分も、小学生の頃は「AIR JORDAN」、中高生の頃は「AIR MAX」世代ですから。「やっぱり、NIKEってかっこいいな」と感じます。

田辺代表もNIKEラーメンTEEのデザインがお気に入り
——パッと見たときに、すぐ「ラーメンだ!」ってわかるインパクトもありますしね。
水嶋 はい。これを着てラーメンを食べている姿を見てもらって、「ラーメンを楽しんで食べてます」みたいなメッセージを伝えていただきたいし、普段からこれを着て存在感を出してほしいなというのもあります(笑)。
田辺 スポーツとラーメンという組み合わせのデザインを、NIKEさんが作ったというのも驚きですよね。アスリートにとってラーメンって積極的に食べるイメージがないだろうから、陰と陽じゃないけど、「スポーツと炭水化物」という思わぬ取り合わせがおもしろいというか(笑)。
——確かに、NIKEをスポーツブランドだと考えると、ラーメンという題材は意外な気もします。
水嶋 NIKEさんはやっぱりスポーツブランドの中でも有数の存在なので、スポーツの場に限らず、カジュアルに着こなす人も多いですよね。NIKEラーメンTEEも着回しが効くというか、「スポーツに限らず、いつ着てもかっこいいんだよ」っていう存在感をしっかり出していると思っていて。そういうテーマが、ラーメンという題材に込められています。

NIKEラーメンTEEを着てラーメンを食べると、後ろから見た姿はインパクト大だ
田辺 なるほど。いつ着てもいい、「身近な存在」になるTシャツのデザインとしてラーメンを選んでもらったというのは、ラーメン店として光栄ですよね。
水嶋 若年層向けのデザインかなとは思うんですが、ラーメンは世代関係なく愛されるものですから。それと同じように、年代問わず、みんなに着てもらう感じになればいいと思います。
田辺 インバウンドで日本にいらしている方にもハマりそうですよね。このNIKEラーメンTEEはグローバルで展開されているものなんでしょう? 他の食べ物でもおかしくないところに、「ここにラーメンを使ってくれるんだ!」ということには、今でもちょっと不思議な感じがします。
ラーメン店からするとうれしいデザインのTシャツ
最後に、海外でラーメンの素晴らしさを再確認し、今なお鶏ポタラーメンのパイオニアでいらっしゃる田辺代表に、NIKEラーメンTEEのすばらしさについて語っていただきました。

「ラーメンのレベルが上がったと思うんですよ」と語ってくれた田辺代表
田辺 かつてはラーメン店は女性が入りづらいという時代もありましたけど、そんなことはなくなりつつあります。価格でいっても、500円とか600円とかが当たり前で、1000円を超える価格のラーメンは厳しいという意味で「1000円の壁」なんて言われていたこともありました。でも、都内だとそれも壊れつつありますよね。
ラーメン業界でも、いろいろなバックボーンを持った方が増えています。「日本料理をやっていました」「イタリアンで修行しました」みたいな方もいらっしゃる。そういう方々がいろいろな技法をラーメンに持ち込んで、ラーメン一杯のストーリー性が高まっている。
最初の一口から最後に食べ終わるまで「どう感じてもらいたいか、どう満足してもらうか」というふうに味を設計している方もけっこう多いですよ。
それだけ、ラーメンというもののレベルが上がったと思うんです。味そのものはもちろん、ラーメンを取り巻く文化、カルチャーそのものが目覚ましく発展して、以前よりも多くの場に受け入れられている。
NIKEラーメンTEEを手にする理由というのは、「NIKEが好き」「ラーメンが好き」とか、いろいろあると思うんです。食にもスポーツにも興味がある人もいれば、おしゃれが好きなのでこのTシャツを選ぶという可能性もありますよね。
そういった「好きなものを発信する人」がこのTシャツを着ることで、さらにラーメンというカルチャーが広がっていくんじゃないかと。Tシャツ自体を街で見かけた人が、「ラーメンを食べようかな」と思ってくれるかもしれないし。
そう考えると、すごくラーメン店からするとうれしいデザインのTシャツだと思います。

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