心も体もぽかぽかに!「らあめん厨房 どる屋」が贈る、宇都宮産クレソンが主役の煮込みラーメン

2025年10月30日 18時00分更新

 栃木県の人気店が「ラーメンWalker栃木2026」(発売中)の読者のために新作を披露する「スペシャル限定麺」企画。「旬の食材」をテーマに、各店主が四季折々の一杯でバトンをつないでいく。

 第2弾は、ラーメンWalker栃木のグランプリ殿堂店「らあめん厨房 どる屋」(宇都宮市)が登場。2025年11月1日(土)~3日(祝・月)の3日間限定で、今の時期にピッタリな鍋風のラーメンを披露する。

1日15杯限定!ヘルシーで栄養価も高い「宇都宮産クレソンの煮込みらーめん」

「宇都宮産クレソンの煮込みらーめん」(1200円)

 日に日に寒さが増していく今日この頃。こんな時に食べたくなるのが鍋。寄せ鍋、ちゃんこ鍋、おでんなど、いろいろあるが「らあめん厨房 どる屋」の店主・落合泰知さんのお気に入りはクレソン鍋だそう。そこで今回はクレソン鍋をヒントにしたラーメンを考案してくれた。

 クレソンは、宇都宮市白沢町にある「猪瀬農園」の“カワチのクレソン”を使用する。クレソンは健康草とも呼ばれ、ビタミンAやC、食物繊維などが豊富。栄養価が高く、ヘルシーな野菜だ。「猪瀬農園」では9月から翌5月まで栽培しているが、鍋の需要が高まる冬が特に人気で、寒い時期は味が濃く、いっそうおいしくなるそう。

 島根・御津漁港産の鯛の一夜干しでダシをとった黄金スープに、栃木産のヤシオポークのロース肉と那須の白美人ねぎ、そしてクレソンを一緒に煮込み、塩のみでシンプルに味付け。鯛の上品な旨味の中に、ヤシオポークの脂が溶け出し、あっさりとした中に深いコクも感じられ、五臓六腑に染み渡る。

 主役のクレソンは約1束分とたっぷり。茎の部分のシャキシャキとした食感と清涼感のある味わいがたまらない。スープで煮込むほか、葉の部分は生もトッピング。クレソンならではのピリッとした辛味が心地よく、柔らかなヤシオポークのロース肉と一緒に食べても美味だ。また、甘味が強い那須の白美人ねぎのクレソンとは違った食感がアクセントとなり、箸が止まらなくなる。

宇都宮市白沢町産のカワチのクレソン

鯛スープでクレソンとヤシオポークなどを煮込む

新鮮なクレソンは食感がよく、ほんのり感じる辛味がクセに

ヤシオポークはロースのチャーシューもトッピング

 麺も限定麺用の特別仕様で、栃木産小麦のタマイズミ100%。喉越しのよい中細ストレートで、噛むと小麦の香りと甘味がふわっと広がっていく。

栃木産の小麦100%で打った細ストレート麺

 さらに、スープの味変としてバターも用意。「どる屋」ではフランス・エシレ村産のバターを長らく使っていたが、「どうせなら栃木産の食材でまとめたい」と今回のために新調。県産のバターを数種入手して吟味を重ねた結果、那須町の「森林ノ牧場」のジャージー牛の発酵バターをチョイスした。「鯛のスープによく合うんですよ。コクが出て、さらにおいしくなります」と落合さん。スープとバター、そしてクレソンとバターのマリアージュもぜひ堪能してほしい。

店主の落合泰知さん

 「どる屋」の創業は1996年。千葉県の広東料理店で修業をし、実家(鹿沼市)の中華料理店を引き継いでいた落合さんが、「ラーメン一本で勝負したい」と業態替えしたのが始まり。当時珍しかったアジの一夜干しを使ったスープの淡麗系ラーメンのほか、1999年には鳥取・境港産の鯛の一夜干しを用いた黄金の鯛らーめんを考案し、大ヒットした。

 今や栃木を代表する名店となったが、落合さんのラーメンにかける情熱は一向に衰えない。むしろ還暦を越えた現在のほうがさらに強くなっていて、2024年には新横浜ラーメン博物館(神奈川)の出店コンテスト「ラーメン登竜門2024」に応募。見事に決勝大会に勝ち進んだ。惜しくも優勝は逃したが、2027年1月に決勝大会が行われる次回大会への挑戦も早々に公言している。優勝すると、新横浜ラーメン博物館への1年間の出店権が与えられるが「店を一時休業してでも出店する!」と闘志満々だ。

 何事にも全力投球の落合さんだけに、今回の限定麺も一切妥協せず、栃木愛にあふれた一杯を作り出した。「すべての食材にこだわりましたが、特に宇都宮産クレソンのおいしさを知ってもらいたいです」と落合さん。寒い季節にうれしい、クレソン鍋風の煮込みラーメンで心も体も温まろう!

宇都宮市役所のそば。外壁を覆うツタが印象的

「ラーメンWalker栃木2026」の購入・詳細は こちら

 今回の限定麺は「ラーメンWalker栃木2026」(発売中)の購入読者だけが楽しめる「スペシャル限定麺」企画。北関東随一のラーメン王国・栃木の人気店の店主たちが、「旬食材」をテーマとした一杯で楽しませてくれる。2026年8月までの11か月間に計6回の開催で、第2弾となる「らあめん厨房 どる屋」の提供期間は2025年11月1日(土)~3日(祝・月)の3日間。

 限定麺を味わうためには「ラーメンWalker栃木2026」、もしくは掲載されている「スペシャル限定麺パス」が必須。忘れずに持参しよう!

【実施日】2025年11月1日(土)~3日(祝・月)。1日15杯限定

【らあめん厨房 どる屋】

住所:栃木県宇都宮市中央2-8-6

電話:028-649-5917

時間:11時~15時、木曜11時~13時45分、土・日曜11時~14時30分、17時30分~19時30分(LO各15分前)※11月3日(祝・月)は11時~15時(LO15分前)

休み:なし

席数:12席(カウンター2、テーブル10)

駐車場:なし※近隣コインパーキング「ファーストパーク」のチケットを会計金額に応じて進呈。土・日曜・祝日は宇都宮市役所の無料駐車場の利用も可

交通アクセス:東武線東武宇都宮駅より徒歩10分

※最新情報は公式X、Instagram、HPにてご確認ください

※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker栃木2026」、もしくは雑誌に掲載されている「スペシャル限定麺パス」が必要です。食券購入時または注文時に店舗スタッフに提示してください(1人1冊、電子版不可)

【ラーメンWalker栃木2026/スペシャル限定麺スケジュール】

◉「栃木中華そば B’麺 神志」/2025年10月10日(金)~14日(火)※終了

◉「らあめん厨房 どる屋」/11月1日(土)~3日(祝・月)

◉「麺寿 とものや」/2026年2月6日(金)~9日(月)予定

◉「中華そば 九道」/3月4日(水)~7日(土)予定

◉「麺ノ小池」/7月9日(水)~13日(月)予定

◉「麺処 一心」/8月4日(火)~7日(金)予定

「ラーメンWalker栃木2026」の購入・詳細は こちら

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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