茨城県の人気店が「ラーメンWalker茨城2026」(発売中)の読者のために新作を披露する「スペシャル限定麺」企画。「旬の食材」をテーマに、各店主が四季折々の一杯でバトンをつないでいく。
第2弾は水戸市の「らーめん 武臣」が登場予定だったが、2026年1月から諸事情によって無期限休業中のため、姉妹店の「麺屋 荒井」(水戸市元吉田)で代替開催する。2026年2月12日(木)~15日(日)の4日間限定で、冬の味覚・アン肝をイタリアン風に仕上げた創作つけ麺を提供する。
1日10杯限定!「あん肝とアンチョビのバーニャカウダ風つけそば」
茨城が誇る、冬の味覚の代表格がアンコウ。7~8月の禁漁期を除き、那珂湊漁港(ひたちなか市)などで1年中水揚げされているが、11~3月頃が旬で一番おいしい。プリプリの身と共に人気なのが肝。水温が下がる冬はアンコウが栄養を蓄えるため、肝が肥大化して脂が乗り、濃厚な旨味とコクが楽しめる。
茨城産のアン肝を用い、「麺屋 荒井」&「らーめん 武臣」の店主・當仲邦弘さんが考案したのが「あん肝とアンチョビのバーニャカウダ風つけそば」だ。
ベースとなるのが、「らーめん 武臣」で人気を博していた和歌山ラーメンのスープ。豚骨と鶏ガラを長時間強火で炊き上げていて旨味がたっぷり。そこから3日間寝かすことでコクと甘味も生まれる。そのスープにアン肝と味噌ダレを溶かし、煮干しダシと合わせてダブルスープに。さらにイタリア産のアンチョビをトッピング。香味油にはオリーブオイルを用い、和とイタリアンを融合させたつけ汁に仕上げた。
そんな極上のつけ汁で味わうのが中太ストレート麺。モチモチの食感で、程よいとろみとオイリーさがあるつけ汁が麺にしっかり絡む。麺を噛み締めるたびに、こってり&マイルドなアン肝の風味が口いっぱいに広がっていく。食べ進めるとアンチョビの旨味がつけ汁に溶け出していき、えん味と独特の風味がアップ。イタリアンテイストに味変し、二度おいしい。
具で目を引くのが色鮮やかな野菜。旬の冬野菜を中心に5~6種が盛られるが、内容は当日のお楽しみ。箸休めとして、バーニャカウダのようにつけ汁にディップして味わおう。
残ったつけ汁はスープ割りも可能だが、別途で半ライス(200円)を注文し、つけ汁に投入してリゾットにしてシメるのもおすすめだ。
店主の當仲さんは和歌山県出身。上京後、アパレル業界などで働いていたが、ある時に幼少から食べ親しんできた和歌山ラーメンが恋しくなった。しかし1990年代前半だった当時、東京には和歌山ラーメンが食べられる店がなく、「だったら自分で作ろう」と記憶を頼りに独学で味を研究。試行錯誤の末、ついに納得の一杯を完成させると「東京にはないラーメンなので絶対に流行る」と店を出すことを決意。1993年に東京・池尻大橋で和歌山ラーメン専門店「まっち棒」を創業した。
折しも1990年代中頃は、東京で第一次ラーメンブームが起こっていて、「まっち棒」の和歌山ラーメンは、そのもの珍しさとインパクトのある濃厚な味わいが受け、たちまち大人気に。テレビや雑誌などでもたびたび取り上げられ、ピーク時には首都圏を中心に5店舗を展開するまでになった。現在「まっち棒」は元フランチャイズだった溝の口店(神奈川・川崎市)、名古屋千種店(愛知)が残っているのみだが、当時を知るラーメンフリークの間では伝説の店として語り継がれている。
當仲さんはその後、ラーメンプロデューサーとしても活躍。2008年に東京・渋谷でラーメン複合ビル「ラーメン大戦争」(現在は閉店)を手掛けたほか、2009年からはG系ラーメン店を全国各地で約50店舗プロデュースした。2011年の東日本大震災を機に「まっち棒」の経営権を譲渡。プロデュース業に専念していたが、2016年に自身のプロデュース店である「麺屋 荒井」の経営権を前オーナーから引き継ぎ、水戸に拠点を移して同店を営んできた。
そして、2023年12月にセカンドブラント「らーめん 武臣」をオープン。当初は横浜家系寄りの醤油豚骨ラーメンが主軸だったが、和歌山ラーメン愛が再燃し、2024年5月から中華そば(細麺)を販売した。すると「『まっち棒』の創業者が作る和歌山ラーメンが味わえる」と口コミで噂が広がり、人気が再爆発。県外からも多くのファンが訪れていた。
今回の企画は「らーめん 武臣」で開催予定だったが、2026年1月に同店の無期限休業を発表。代わりに「麺屋 荒井」で開催することとなった。
「諸事情で『らーめん 武臣』の営業が困難となり、いつ再開できるかの見通しが立っていません。そのため、これを機に『麺屋 荒井』の営業に専念することにしました。お客様にはご不便・ご心配をお掛けして申し訳ございません」と店主の當仲さん。
しかし限定麺の準備に抜かりはない。「和歌山ラーメンのスープに、アン肝とアンチョビを合わせてイタリアン風に仕上げました。バーニャカウダの野菜は、旬の冬野菜も3種ほど使う予定ですのでお楽しみに」(當仲さん)。伝説の店主が贈る、創作つけ麺をお見逃しなく!
「ラーメンWalker茨城2026」の購入・詳細はこちら
今回の限定麺は「ラーメンWalker茨城2026」(発売中)の購入読者だけが楽しめる「スペシャル限定麺」企画。ラーメン熱が高い茨城の人気店の店主たちが、「旬食材」をテーマとした一杯で楽しませてくれる。2026年10月までの10か月間に計6回の開催で、第2弾となる「麺屋 荒井」の提供期間は2026年2月12日(木)~15日(日)の4日間。
限定麺を味わうためには「ラーメンWalker茨城2026」、もしくは掲載されている「スペシャル限定麺パス」が必須。忘れずに持参しよう!
【実施日】2026年2月12日(木)~15日(日)。1日10杯限定
※「ラーメンWalker茨城2026」には「らーめん 武臣」での開催と記載していますが、同店が休業中のため、代わりに姉妹店「麺屋 荒井」で開催します。店舗を訪れる際はご注意ください。
【麺屋 荒井】
住所:茨城県水戸市元吉田1486-5
電話:029-247-8938
時間:11時~14時30分、17時30分~21時30分(各LO)
休み:火・水曜
席数:22席(カウンター5、テーブル8、座敷9)
駐車場:9台(無料)
交通アクセス:JR線・鹿島臨海鉄道水戸駅より車で約8分
※最新情報は公式X、Instagramにてご確認ください
※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker茨城2026」、もしくは雑誌に掲載されている「スペシャル限定麺パス」が必要です。食券購入時または注文時に店舗スタッフに提示してください(1人1冊、電子版不可)
【ラーメンWalker茨城2026/スペシャル限定麺スケジュール】
◉「ラーメンいづる」/2026年1月10日(土)・17日(土)・24日(土)・31日(土)
◉「麺屋 荒井」/2月12日(木)~15日(日)※「らーめん 武臣」から変更
◉「らーめん 志ん海」/5月9日(土)・10日(日)・16日(土)・17日(日)予定
◉「NAGASHARI」/6月13日(土)・14日(日)・20日(土)・21日(日)予定
◉「らーめん 又右衛門」/7月3日(金)・4日(土)・10日(金)・11日(土)予定
◉「中華蕎麦 はざま」/10月14日(水)~17日(土)予定
■「ラーメンWalker茨城2026」の購入・詳細はこちら
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