カフェイン、アルギニン、ナイアシン配合:
「日清ゲーミングカップヌードル」“カフェイン入り”焼そば ゲームのお供にいいかもしれない
「日清ゲーミングカップヌードル エナジーガーリック&黒胡椒焼そば」
日清食品
9月18日発売
308円
https://www.nissin.com/jp/products/items/11960
食品にもゲーミングの波が
近頃は多くの商品が「ゲーミング〇〇」みたいな名前になってきまして、ASCII.jpでもそれらを日々紹介しています。まあ、飲食を扱うアスキーグルメとしては、なかなかそんな機会はあるまい……と思っていたところ、「ゲーミングカップヌードル」なるものが出てきました。なんですって?
日清食品は「カップヌードル」「日清カレーメシ」から、同社史上初となる(そりゃそうだ)“ゲーマー向け”の新商品を発売。「日清ゲーミングカップヌードル エナジーガーリック&黒胡椒焼そば」「日清ゲーミングカレーメシ エナジージンジャーキーマカレー」です。
今回は、日清ゲーミングカップヌードル エナジーガーリック&黒胡椒焼そばをチェック。しょうゆベースのソースに、ガーリックと黒コショウを加えた、ガツンとやみつきになる味わいが特長とのこと。
ところで、ゲーミング要素はどこなのでしょう? ゲーマー御用達のエナジードリンクよろしく、カフェイン、アルギニン、ナイアシンが配合されています。だから“エナジー”。カフェイン入り焼そばという、なかなか野心的なカップ麺なのです。
汁がない焼そばなので、手や周辺機器が汚れる心配がなく、ゲームをプレイする合間の食事にピッタリだそう。まあ、麺をキーボードやパッドなどにこぼしたら同じだろうという気もしますが……。具材は、謎肉(味付豚ミンチ)、エビ、たまご、キャベツ。
お湯を入れて3分待ち、その後に湯切りして、特製醤油だれを入れてよく混ぜれば完成です。しつこいようですが、カップヌードルシリーズではあるものの、あくまで焼そばです。
カップヌードルシリーズらしい手堅い味
量が少ないのは気になる
味としては、よい意味で「カップヌードルシリーズの焼そば」という感じです。通常のカップヌードルに似た雰囲気のしょうゆ味で(塩気の効かせ具合などが近い)、そこにガーリックとコショウが主張します。もっとも、それほどパンチのあるテイストというわけでもなく、「ああ、効いてるな」ぐらい。
麺は油揚げ麺ですが、通常のカップヌードルのそれとは異なります。汁なしで食べるわけですから、やや太めになっており、コシもありますね。「ゲーミング」用途を意識してか(?)、伸びにくいようになっているのかな。
カップヌードルシリーズらしい、手堅い味。コショウやガーリックも強すぎないので、それほどクセがないのも確かです。具材としては、ネギがキャベツになった以外はカップヌードルと同じ。
ただ、量が多くないのは、気にかかるところ。麺量は73gなのですが(通常のカップヌードルは65g)、スープもないですし、具材が多いわけでもない。カップ焼そばとして考えると、もうちょっと“大盛り”になっていたほうがうれしいかもしれません。
ゲームをする前にさっと食べる、あるいはゲームの合間にちょっとつまむ……みたいなイメージでしょうか。プレイ中は集中して、マッチング中に食べるみたいな。ゲームのお供にいいかもしれないという、変わったカップ麺です。
ちなみに、これを食べて「ストリートファイター6」のランクマッチをやりましたが、特に成績はよくなりませんでした。本人の腕に問題があるだけという気はします。現場からは以上です。
モーダル小嶋
1986年生まれ。「アスキーグルメ」担当だが、それ以外も担当することがそれなりにある。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。よろしくお願いします。
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