静岡県の話題店が「ラーメンWalker静岡2025」(発売中)読者のために、「ラーメンWalkerスペシャル限定麺」を考案。1か月に1店、「地元愛」をテーマに各店主が工夫を凝らした一杯を披露してくれる。
半年かけて行われる限定麺リレーのラストを飾るのは、素材選びから並々ならぬ情熱を傾ける掛川市の「麺屋さすけ本店」。ラーメンWalker静岡のために静岡県内からさまざまな素材をかき集め、意外性に満ちた一杯を作ってくれた。
1日昼夜各15杯限定!ブランド牛の存在感に圧倒される「静岡牛 葵のやみつきニラそば」
静岡県を代表する名店だけに、県外のイベント出店などで多忙を極めていた「麺屋さすけ本店」店主の佐々木優介さんだが、限定麺の依頼には快諾してくれた。今回はどんな素材を主役にするのか期待を胸に取材へ向かうと、選んだ素材はなんと牛肉!「すごくいい牛肉に出合ったので、牛肉そのものにはなるべく手を加えずに使ってみます」と気合満々だ。
「静岡県はいい漁場が多く、魚のイメージが強いと思います。でも、牛肉にもおいしいものがあるんです。今回のメニューで、それをたくさんの人に知ってほしいですね」と佐々木さん。今回使用する「食通の静岡牛 葵」はホルスタインのメス牛と黒毛和牛のオス牛から生まれ、両方の肉質のいいとこどりをしたブランド牛だ。
牛肉のよさを生かすために、スープや麺はシンプルにするのかと思いきや、佐々木さんからは「ニンニクやゴマ油を利かせたジャンクな一杯に合わせてみました」と、これまた意外な答えが返ってきた。「食通の静岡牛 葵」はサーロインの薄切り肉を使用し、表面を軽く炙っただけでトッピング。パンチのある麺とスープにも負けていない、牛肉の力強い旨味が際立っている。
ラーメン好きが高じてこの道に飛び込んだ佐々木さんの強みは、業界の常識に捉われない発想と、それを実現させてしまう行動力にある。素材にこだわり、京小麦を使った自家製麺や、静岡県内の人気ラーメン店3店舗が共同でイチから作り上げた醤油など、その追究は果てしない。「巴醤油と京小麦 Premiumつけ麺」(1500円)を味わえば、素材の力強さと高いレベルの調和を存分に味わうことができる。
「オープンして12年目に入りましたが、勉強したいことはまだまだ付きません」と笑う佐々木さんの姿勢に、まだまだおいしく進化することを確信した。仲間のラーメン店を巻き込みつつ、静岡のラーメン界をけん引していくキーマンから、これからも目が離せない!
「ラーメンWalker静岡2025」の購入・詳細はこちら
今回の限定麺は、2024年11月26日に発売した「ラーメンWalker静岡2025」(発売中)の購入読者だけが楽しめる「スペシャル限定麺」企画の一杯。静岡県のラーメン界で名を馳せる名店&人気店の店主が、今回のテーマ“地元愛”満点の一杯を考案。2025年5月までの6か月間に計6回開催する。「麺屋さすけ本店」の提供は5月の毎週土曜日。
普段は楽しむことのできない限定麺を味わうためには、「ラーメンWalker静岡2025」、もしくは掲載されている「スペシャル限定麺パス」が必須。忘れずに持参しよう!
【実施日】2025年5月3日(祝)、10日(土)、17日(土)、24日(土)、31日(土)。1日昼夜各15杯限定
【麺屋さすけ本店】
住所:静岡県掛川市中央3-12-2
電話:0537-25-7710
時間:9時~14時、17時30分~21時(LO)
休み:木曜
席数:14席(カウンターのみ)
駐車場:17台(無料)
交通アクセス:JR・天竜浜名湖鉄道掛川駅より徒歩15分
※最新情報は公式Xにてご確認ください
※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker静岡2025」、もしくは雑誌に掲載されている「スペシャル限定麺パス」が必要です。食券購入時または注文時に店舗スタッフに提示してください(1人1冊、電子版不可)
【ラーメンWalker静岡2025/スペシャル限定麺スケジュール】
◉「ライム軒」/2024年12月8日(日)※終了
◉「menya 787」/2025年1月7日(火)〜31日(金)※終了
◉「麺屋 ARIGA」/2月1日(土)~28日(金)※終了
◉「らぁ麺 めん奏心」/3月10日(月)~29日(土)※終了
◉「Noodle Dishes 粋蓮華」/4月1日(火)〜30日(水)※終了
◉「麺屋さすけ本店」/5月3日(祝)、10日(土)、17日(土)、24日(土)、31日(土)
■「ラーメンWalker静岡2025」の購入・詳細はこちら
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