喜連川鮎と栃木しゃもの旨味を重ねた 「中華そば 一楽」の濃厚白湯つけ麺

2025年07月04日 12時00分更新

 栃木県の人気店が「ラーメンWalker栃木2025」(発売中)の読者のために新作を披露する「スペシャル限定麺」企画。「栃木を感じる」食材を駆使し、6人の店主がオンリーワンの一杯を作り上げ、バトンをつないできた本企画もいよいよフィナーレを迎える。

 アンカーを務めるのは、小山市を代表する人気店「中華そば 一楽」。2025年7月8日(火)~11日(金)の4日間限定で、栃木が誇る陸水の2大名物をかけ合わせた魅惑の濃厚つけ麺を提供する。

1日20杯限定!濃厚ダブルスープの「鮎と栃木しゃもの白湯つけそば」

「鮎と栃木しゃもの白湯つけそば」(1300円)

 栃木は川魚の養殖が盛ん。特にさくら市喜連川が名産地として知られていて、昭和中期からニジマスやヤマメ、イワナなどの養殖が行われてきた。今回、数ある中から「中華そば 一楽」の店主・蛇園(じゃえん)一孝さんが選んだのがアユ。スープに用い、濃厚つけ麺に仕上げる。

 喜連川の良質な湧き水で育てられたアユは川魚特有の臭みがなく、ふっくらとした身が美味。ミネラルやカルシウムのほか、アスタキサンチンという旨味成分と同じ色素を多く含んでいて、雑味のないダシも取れる。新鮮なアユをオーブンで香ばしく焼いたのち、ガンガンに炊き上げてエキスを抽出。一杯につき、アユ2尾を贅沢に使った”濃厚鮎白湯”は、上品ながら旨味がたっぷり詰まっている。

 さらにもう1つ栃木の名産品を使用。それが県内に1種類しか存在しないブランド地鶏・栃木しゃもだ。月にわずか800羽程度しか出回らないため、”幻の地鶏”とも呼ばれている希少な栃木しゃもの丸鶏を、那須どりのガラと一緒に強火で炊き上げて、こちらも濃厚白湯スープにして鮎白湯と合わせる。

 鮎白湯と鶏白湯を2対3の割合でブレンドしたダブルスープはとろみがあり、濃厚な旨味がギッシリ。味付けはシンプルな塩ダレで、アユと栃木しゃもの旨味が重なった唯一無の味わいをダイレクトに実感できる。

 濃厚白湯のつけ汁で味わう麺は「一楽」自慢の自家製麺。粘度のあるつけ汁をしっかり持ち上げ、麺をすするとアユと栃木しゃもの上品で力強い味わいが口いっぱいに広がっていく。モチモチ食感の中太ストレート麺のほか、超幅広の平打ち麺も”おまけ”で付くので、異なる食感を楽しむことができる。

「喜連川鮎」の名でも知られている喜連川産のアユ

鹿沼市の豊かな自然の中で飼育されている栃木しゃも

アユと栃木しゃもを合わせた濃厚白湯スープ

 具も限定麺用の特別バージョン。地元・小山産のメンマをはじめ、すべて栃木の食材でまとめる。目玉はチャーシューの代わりにのるローストビーフ。那須塩原市で飼育されているブランド和牛・那須野ヶ原牛(なすのがはらぎゅう)の希少部位・イチボ(お尻の部分)を低温調理でローストした。那須野ヶ原牛は肉質が柔らかで、甘味があるのが特徴。舌の上でとろける食感を存分に堪能できる。

ブランド和牛・那須野ヶ原牛のローストビーフ

店主の蛇園一孝さん

 店主の蛇園一孝さんは神奈川県横浜市出身。父親が中華料理店を営んでいて、自らも料理人を志した。横浜中華街の老舗名店「萬珍樓(まんちんろう)」で修業を積み、栃木出身の父親が小山市に戻って新たに開いた中華料理店「万寿楼(まんじゅろう)」を一緒に切り盛りし、その後跡を継いだ。

 転機となったのが2002年。首都圏のラーメンブームに触発され、「自家製麺をつくってみたくなった」とラーメン店への業態変更を敢行。「中華そば 一楽」を立ち上げ、当時栃木では珍しかった自家製麺を駆使した鶏清湯・白湯などが評判を呼び、たちまち人気店となった。

 創業から20年以上が経過した今もラーメンへの情熱は衰えず、新メニューの開発に余念がない。2025年春からはスープを改良。日本三大地鶏の一つ、比内地鶏(秋田)を新たなに採用し、さらならブラッシュアップに成功した。

 今回のスペシャル限定麺については「喜連川鮎と栃木しゃもの魅惑のコラボレーションをお楽しみください」と蛇園さん。小山ラーメン界の重鎮が、飽くなき探求心でつくり上げたプレミアムつけ麺をお見逃しなく!

激戦区・小山を代表する店で県外から訪れる客も多い

「ラーメンWalker栃木2025」の購入・詳細はこちら

 今回の限定麺は「ラーメンWalker栃木2025」(発売中)の購入読者だけが楽しめる「スペシャル限定麺」企画。北関東随一のラーメン王国・栃木の人気店の店主たちが、「栃木を感じる」地元愛あふれる一杯で楽しませてくれる。2025年7月まで計6回の開催で、最終回(第6弾)となる「中華そば 一楽」の提供期間は2025年7月8日(火)~11日(金)の4日間。

 限定麺を味わうためには「ラーメンWalker栃木2025」、もしくは掲載されている「スペシャル限定麺パス」が必須。忘れずに持参しよう!

【実施日】2025年7月8日(火)~11日(金)。1日20杯限定

【中華そば 一楽】

住所:栃木県小山市城東3-6-30

電話:0285-24-0715

時間:11時30分~14時30分、土・日曜11時30分~14時30分、18時~20時(LO各10分前)

休み:月曜

席数:16席(カウンター8、テーブル8)

駐車場:8台(無料)

交通アクセス:JR線小山駅より徒歩14分

※最新情報は公式X、Instagramにてご確認ください

※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker栃木2025」、もしくは雑誌に掲載されている「スペシャル限定麺パス」が必要です。食券購入時または注文時に店舗スタッフに提示してください(1人1冊、電子版不可)

【ラーメンWalker栃木2025/スペシャル限定麺スケジュール】

◉「ら~めん 剣豪」/2024年10月17日(木)~20日(日)※終了

◉「中華そば とちの葉」/11月11日(月)・13日(水)・15日(金)・16日(土) ※終了

◉「ラーメン専門店 竹末本店」/2025年2月17日(月)~19日(水)、21日(金)※終了

◉「青竹手打ち佐野ラーメン 加州屋」/3月5日(水)~8日(土)※終了

◉「『七色の落書き』」/6月7日(土)、14日(土)、15日(日)、21日(土)、28日(土)、29日(日)※終了

◉「中華そば 一楽」/7月8日(火)~11日(金)

■「ラーメンWalker栃木2025」の購入・詳細はこちら

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