好評のコンビニラーメンがリニューアル:

セブン「とみ田監修豚ラーメン」麺がもっちり進化

2019年06月13日 10時00分更新

「中華蕎麦とみ田監修豚ラーメン(豚骨醤油)」
セブン-イレブン
6月12日発売
550円
https://www.sej.co.jp/i/item/06090638.html

セブンで食べられる二郎系(?)が進化したそうです

 「コンビニのラーメンもバカにしたもんじゃない」といった感じで、最近は高く評価される商品が次々と登場していますが、代表格の一つがセブン-イレブンの「中華蕎麦とみ田監修豚ラーメン(豚骨醤油)」。その名の通り、千葉県松戸市「中華蕎麦とみ田」監修のラーメンです。

手に持つとずっしり重い。「極太麺 野菜・豚 にんにく」の力強さ。「麺がさらにおいしくなりました」に注目してください

 2019年1月に発売され、「ラーメン二郎」を思わせる外見と味(および、にんにくの香り)、そしてボリュームが評価を受け、ネットを中心に話題沸騰。各地で売り切れが続出するほどの人気でしたが、6月12日にめでたく再発売となりました。

 パッケージには「麺がさらにおいしくなりました」とあります。Twitterでは中華蕎麦とみ田のアカウントが「今回は麺を改良致しました」とツイートしており、“麺”がリニューアルされていることがうかがえます。

多めの野菜、厚めのチャーシューと、見た目に大きな変化はなし

 レンジ加熱にかかる時間は、500Wで7分20秒、1500Wで2分20秒。加熱が終わると、たちまち立ち込める豚骨醤油と、強いにんにくの香り。背脂の雰囲気もわずかに感じられる、二郎系のそれです。二郎系のラーメン店内に漂うほどのものすごさではありませんが、凡百のチルドラーメンとは一線を画す匂いの強さがありますね。

チャーシューはコンビニのラーメンと考えればまったく上出来

 コンビニのラーメンにしては、野菜(もやし・キャベツ)がたくさん入っているのがポイントでしょうか。チャーシューもそれなりに厚め+やわらかめで、この価格帯の具としては食べごたえアリ。この具の量も、人気を集めた要因といえるでしょう。

刻んだにんにく自体はそれほど入っていないように見えますが、かなりの匂いです

 もやしとキャベツの量に対して、にんにくはそれほど多くないように見えます。しかし、匂いはけっこうなものですし、平均的なラーメンと比較すれば相当なので、油断してはいけません。スープに溶かしながら、味と香りの変化を楽しむアクセントにはピッタリです。

 スープはあまり乳化(スープに使う豚を長時間煮込むと、動物由来のコラーゲンが加熱により変化したゼラチンが水と油脂を結びつけ、乳化します)していない、スッキリでかなり塩辛めな味。容器が特別に大きいわけではないので、スープ自体の量はそれほどではありませんが、麺と具材との割合を考えれば、ちょうどいい感じともいえます。スープをごくごく飲みたいとなると、すこし足りないかもしれませんが。

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