ラーメンはもちろん、町中華的なメニューも最高 七九軒(福岡県・大川市) 【福岡県大川市に移住した映画監督の豚骨ラーメン日記】第7回

2020年07月11日 12時00分更新

 福岡県大川市で僕が最も好みのお店をご紹介。

「七九軒」福岡県・大川市

 ちなみに地元の多くの人が「しちきゅうけん」と呼んでますが、正確には「ななきゅうけん」です。七恵さんと久枝さんのお二人で始めたのが店名の由来なのです。今は七恵さんと若い2代目が厨房で腕を振るっています。ここ本当好きなんです。移住して一番食べてるラーメン店。でも今まで行ったラーメン店でおかあさんと会話した回数は一番少ないですけどね。2代目とはまだお話したことないです。カウンターと厨房の距離が微妙に遠いのです。

 ラーメン店と町中華との間のような絶妙なメニュー。僕のおすすめは、ラーメン、ちゃんぽん、焼きそば、焼きめし。(カレーも好き)。カウンター6席に、テーブル席が1つ、小上がりの掘りごたつ式のテーブル席が3つと結構広いです。いつも混んでます。大川で数少ない並び待ちがあるラーメン店の一つ。

ラーメン 600円

 こちらがラーメン。ちょいカタの中細ストレート麺に、大きい薄切りチャーシュー、薄切りゆで卵、ネギ、ゴマ。熱々のトロッとした豚骨スープで、臭みはほんの少し、甘みが強くまろやかです。食べ進めるほどクセになるスープで、最後に骨髄みたいなのが残るほど濃厚。コクがあって完飲すると胃にずっしり来ます。

チャンポン 750円

 こちらはチャンポン。ちゃんぽん麺はラーメンより太いストレート麺。豚肉、いんげん、キャベツ、もやし、コーン、きくらげ、ちくわ、蒲鉾、にんじん、玉ねぎと具沢山。炒めた具材がマッチした、こちらも甘みが強いコクのある豚骨スープも素晴らしく、食べ応え満点です。

焼きめし 650円

 焼きめしです。細かいピンク色のかまぼこ?らしきのが良いアクセント。福神漬けが付いてきます。本当美味しくていつもラーメンと両方食べたいんですが、量が多いのと、ラーメンと焼きめし小盛(450円)でも1000円超えるので、2人以上で行って分けるのをオススメします。この辺りではちょっと単価が高い方ですが、都会では考えられないコスパですよね。

 カウンターに置いてある大きな梅干しとらっきょ漬け。実はこちらも注文できます。金額は要確認。大きな梅干しは田舎らしく塩っぱいです。

大川らしく、ゆで卵ももちろんあります、ご安心を。

 ぜひ一度。

七九軒
福岡県大川市三丸2037ー5
営業時間:11:00〜14:00、17:30〜20:00
定休日:木曜

完山京洪 Keihiro Kanyama (映画監督)

映画制作をきっかけに東京から福岡県大川市に移住して4年半。完全にとんこつラーメンの中毒に。映画の他にゲストハウスLittleOkawoodを運営。

本人Twitter @Keihiro
ラーメン食べ歩きインスタ @ramencrazyfukuoka

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