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千葉から“ガッツリ系”を広めた、多くの常連を生んだ人気店 ちばから(千葉県・市原市)【ラーメン女子☆さーちゃんの ~イケ麺に恋して~】第12回

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 こんにちは! さーちゃんです。

 今では当たり前の事や物は、初めから定着していたわけではありません。すべてに「第一人者」が存在します。

 新しい何かが浸透して定着して、名前がついてジャンル化されて……。そこに辿り着くまでそれぞれもの凄い努力や苦悩、ドラマがあったと思うとすごく慨深いなぁと。

 個人的には初めてウニを食べた人とか天才だと思ってます(笑) 今でこそ「美味しい食べ物」として認知されていますが、知らなければ絶対殻を割ってあの物体を口に入れようと思いませんもの。

 でもその第一人者のおかげで私達には選択の自由が生まれ、より多くの美味しさを知ることができたのです。頭が上がりませんね。

 今回は、「二郎系ラーメン」を千葉で広めた第一人者を取材してきました!

 千葉県市原市にある【ちばから】さん。

小湊鉄道・上総村上駅から徒歩20分ほどだが、近くにバス停も有るので便利

 2004年10月から始めた本店の他に渋谷道玄坂店、経堂店、郡山店と現在全4店舗。

 常連率は驚異の8割越え! 毎週末訪れる人はもちろん、すべての店に足を運び制覇した人もいるという圧倒的ファンの強さ。

 10年間も常連客で、味と大将に惚れ込み働き始めたスタッフもいるほど、ちばからさんの美味しさは折り紙付き。

 そんな大人気店の店主がこちらの「大将」こと長谷川さん(52歳)!

 趣味はオートバイ・車・おねーちゃん! とかなりイケイケな大将(取材の時に自家用車見せてもらえて本当にカッコ良かったです)は、実は東京の港区出身。

 母子家庭で育った大将はラーメンの習慣が全くなく、ラーメンといえば当時住んでいた三田の【ラーメン二郎】しか知らなかったそう。

 建築業で働いていたものの業界に夢が持てず、ラーメン二郎で修業する事を決意。

 仕事をしながら毎週昼に三田本店に顔を出すもなかなか受け入れてもらえず、その時に助手をしていた方が京成大久保店の店主になり、大将に救い船を出したとのこと。

 修業を積んだ大将は横浜でラーメン二郎を出したかったが、思い描いていた立地で先に始められてしまい、そこで出来ないなら二郎ではなく独立しようと大きな決断をした。

 20年ほど前に現在の奥さんと出会い結婚し、18年前に千葉に移住。お好み焼き屋さんだった奥さんの実家をリフォームし、ちばからをオープンさせることに。

まさに二郎系!迫力のマシマシルックス

 オープン当初から味は変わらず絶品だったものの、当時は二郎系どころかラーメン二郎すらほとんど浸透しておらず、特に千葉県市原市という立地上とても苦労したという。

「初めの頃2年以上は厳しかったね〜。田舎だから地元の人を取り込まなきゃいけないのに、みんな二郎系ラーメン? は? って感じだった(笑) 二郎系っていうジャンルも当時は全然なくて、独立だからこそ大変なことも多かったな」

 大将と奥さんの諦めない努力の結果、雑誌や千葉のローカルTVなどで少しずつお店が広まり、実際食べた人の口コミでどんどんお客さんも増え、16年経った今では二郎系ラーメンの代表格として全国的な有名店にまで登り詰めた。

 分厚いチャーシューは、ちばからの象徴。

 「“ちばから”の由来は、将来あちこちに支店ができたときにここ“千葉から”始まったんだよ〜って言うため。お客さんにもそうやって誰かにウンチクを広めて欲しい意味も込めて名付けたよ」

独立店だからこそ出来るユニークな注意書きの数々にも注目

 大将にオススメのコールを聞くと、

「ん〜オススメよく聞かれるんだけど、俺はみんなの好みを知らないからさ。結局は好みの問題だし、色々試してみて自分だけの一杯を見つけて欲しいな」とのこと。

懇切丁寧に記された『ご注文方法』

 たしかに先のお好み、後のお好みを組み合わせると可能性は無限大。ちなみにわたしのオススメはネギ+ニンニク! マスク必須なこの時期だからこそ大量摂取しましょう!(笑)

わたしが注文した『ミニらーめん(更に麺少なめ)』麺硬目・ネギ・ニンニク

 「二郎系ってほぼ同じ形だけど、何か違うとのを求めてたらここに来い!」と大将。 漢気溢れる人柄に、男性ファンも多いのも納得。

 ジロリアンも、二郎系を食べたことのない方も、ちばからさんでしか味わえない至高の一杯をぜひ試してみては?

ちばから

千葉県市原市西国分寺台1-3-16
0436-23-8807
営業時間:11:15~15:00 18:15~22:00
定休日:月曜・火曜

※新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止策により、営業日・営業時間・営業形態などが変更になる場合があります。詳しくはお店の公式サイト(http://www.ken21.jp/chibakara/index.html)をご確認ください。

華月 咲 Saki Kazuki

 モデル・イベントコンパニオンとして活動する傍ら、週4ペースでラーメンを食べ歩くラーメン女子。要町にある『中華そば 六感堂』で看板娘として働いていたことも。特に細麺が好き。

本人Twitter @sachan_0109
Instagram @ramenxgirl

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