ごきげんよう、アスキーグルメのナベコです。急に肌寒くなってきた今日この頃は、温かい汁物が恋しくなりますね。
セブン-イレブンなどで見かける中本コラボのカップ麺から新作が出ました。コク旨&ピリ辛なスープが今の時期にもぴったりですよ!
セブン×中本新作「炎のカルボ」
セブン&アイグループで展開しているセブンプレミアムでは、辛旨を特長としたラーメン店「蒙古タンメン中本」(本店は東京都板橋区)とコラボしたカップ麺を定番シリーズとして展開しています。今シーズンは「蒙古タンメン中本 炎のカルボ」を新しく発売。
内容量115gで、価格は237円。製造メーカーは、他のシリーズ商品同様に日清食品です。ちなみにカロリーは1食530kcal。
炎のカルボとはいったい……!? 商品の説明を見ると「辛旨な味噌にチーズと卵黄のコク、クリームの甘さを合わせた濃厚な味わい」ということ。チーズ、卵黄などから分かるように、どうやらカルボナーラの要素を加えたフレーバーのようです。パッケージには「濃厚無双!卵黄チーズのコク」「コク甘辛旨味噌」などと書かれています。
中本シリーズではこれまでも、「蒙古タンメン中本 トマト&チーズ味」「蒙古タンメン中本 チーズ の一撃」などチーズを組み合わせた商品を発売してきました。今回の炎のカルボにもチーズが使用されているので、チーズ系商品の系譜なのでしょう。
想像以上にチーズの香りが強かった
蓋を開けた瞬間、ムワンと広がるチーズの香り。うおお、チーズだ。お菓子のカールのような、わざとらしいくらいのチーズの芳香。個性は立っているけど、いつもの中本だと思い込んで買うとびっくりするかもしれません。
お湯を入れて湯戻し5分。付属する「コク甘 辛旨オイル」は食べる直前にかけます。特に「オイルの量で辛さを調整できる」みたいなことは書かれていないので、ためらわず全部かけちゃいましょう。
チーズの香りと共にいただきます。う~ん、いつもよりマイルドでコク深い。そしてなおかつしっかり辛いです。なお、最初から言ってしまうと、カルボナーラ感はほとんどありません。
中本のスープのベースは味噌。味噌とチーズって発酵食品どうしだから相性良好、なんてことをよく言いますよね。まさに、味噌味のスープにチーズのコクが違和感なくマッチしていて、中本のスープのソリッドな辛さをやわげてくれます。
また、カルボナーラをテーマにしているため、原材料を見ると、どうやら“卵黄粉“をスープに使用していることがわかります。卵黄粉もまろやかさに一役買っていると思われますが、完全に溶け込んでいるので、正直、卵黄の味わいはよくわかりません。そこがカルボナーラ感はないと言えてしまう理由です。まあ、カルボナーラらしさを求めていたわけではないのでそこはいいんですけどね、本当に。
カルボナーラらしいポイントをとしては、ペッパーがピリリときいていて、洋風らしいエッセンスが感じられるくらい。
中本といったら、期待するのは“辛さ”。もちろん、炎のカルボでも辛さは健在で、定番の「蒙古タンメン中本 辛旨味噌」の辛さが、5段階で4くらいの辛さがあるとしたら、炎のカルボは5段階で3くらいの辛さはあります(ナベコの体感)。いつもよりまろやかですが、しっかり後を引く辛さで、辛いもの好きのファンに応えてくれるはず!
ジャンクな組み合わせクセになるかも
コク旨×ピリ辛のバランスがよく、この季節に嬉しいことに身体がポカポカと温まり、汁まで飲み干したくなる味わいでした。
チーズの強烈な香りを良しと捉えるか、くどいと捉えるかで評価は分かれそうですが、ともあれ、定番に満足せず個性的な要素を当ててきた意欲的な新作です。パンチがきいていて、ややジャンク。それゆえクセになるかも。
中本シリーズのファンは、この冬の「炎のカルボ」をお楽しみあれ!
ナベコ
酒好きライター、編集者。酒活動しています。「TVチャンピオン極~KIWAMI~ せんべろ女王決定戦」に参戦するなど。ホットカーペットが気持ちよすぎて床で寝おちして朝陽で気が付く日々。せっかく年始におろしたパジャマを着ないと……。
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