宮城の人気ラーメン店が「ラーメンWalker宮城2023」(発売中)の読者のために、限定麺を出す「プレミアム限定麺」がいよいよこの2022年11月からスタート。「宮城のこだわり食材」をテーマに、6店舗がバトンをつないでいく。第1弾として先陣を切るのが、塩竈市の人気店「りっすい社」。毎年9~11月に地元で揚がる天然マグロを使った一杯を披露する!
【2022年11月5日(土)・12日(土)・19日(土)・26日(土)開催】天然マグロ100%スープの塩ラーメン!
「三陸塩竈まぐろ塩」(1000円)。1日15杯限定
宮城が誇る食材は多々あるが、その一つが海の幸。なかでも三陸東沖で9~11月に揚がる、天然のメバチマグロが有名だ。その刺身は「三陸塩竈ひがしもの」という名が付けられ、高級品として出荷されている。鮮魚系ラーメンで人気を博す「りっすい社」が、今回はその天然マグロのアラに着目。そして考案したのが「三陸塩竈まぐろ塩」だ。
主役はスープ。塩竈産の天然メバチマグロのアラ(頭)のみを使い、ダシを取った。鶏白湯(パイタン)のように白濁したスープは、しっかり下処理をしているので生臭さは一切なし。カツオ節などとはまた違った、あっさりで上品な旨味を堪能できる。麺は平打ちタイプの中細手もみ。ツルツルと喉越しがよく、麺をすするごとにマグロの風味が鼻を抜けていく。
具には、ビンチョウマグロのなめろうを贅沢にトッピング。味の決め手となる味噌は、地元・塩竈市の醸造元「太田與八郎商店」の仙台味噌を使用している。甘さ控えめで大豆の風味が豊かな粒味噌が、プリプリと食感のよいマグロとよく合う。そのまま食べても美味だが、スープに浸すのもおすすめ。ふっくらな食感になり、2度おいしい。
食べ進めると味噌がスープになじみ、こってり味になるが、さらにもう1つ、味変アイテムを用意。それが別皿で付くマグロ油だ。途中からスープに回しかけると、マグロの風味がさらにアップ。スープにコクが加わり、最後まで飽きさせない。
鮮魚を使ったラーメンに定評がある「りっすい社」だが、店主・菅原隆さんは“海なし県”の栃木出身。以前は東京の大手外食企業に勤め、フランス料理店やカフェなどの調理や店舗運営に携わっていた。その後、奥さんの地元・塩竈市に移住し、20年4月に「りっすい社」を創業。石巻港に揚がった規格外の魚を有効利用した、鮮魚系ラーメンでたちまち人気店となった。
今回は塩竈のマグロと味噌を使い、地元愛あふれる一杯を創作。「三陸東沖で9~11月に揚がる天然メバチマグロは、日本一と言われています。刺身が有名ですが、頭からダシを取ったスープもおいしいです。もちろん冷凍ものではなく、生の頭を使っています。今の時期にしか味わえない一杯をぜひご堪能ください」。塩竈の恵みが詰まったプレミアム限定麺をお見逃しなく!
【実施日】2022年11月5日(土)・12日(土)・19日(土)・26日(土)開催。1日15杯限定
【りっすい社】
住所:宮城県塩竈市尾島町8-11 尾島町八番街101
電話:なし
時間:11時~15時、水~金曜11時~15時、17時30分~21時(LO各30分前)
休み:日曜
席数:5席(カウンターのみ)※禁煙
駐車場:なし
交通アクセス:JR本塩竈駅アクアゲート口より徒歩7分
※最新情報は公式Twitterにてご確認ください
※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker宮城2023」が必要です。食券購入時または注文時に店舗スタッフに提示してください(1人1冊、電子版不可)
※諸事情により「ラーメンWalker宮城2023」に掲載している価格から変更になります。あらかじめご了承ください。
【ラーメンWalker宮城2023プレミアム限定麺参加店舗】
2022年11月「りっすい社」、12月「天然だしラーメン 潮の音」、2023年2月「心温食堂(神)」、4月「仙臺 くろく」、6月「ガリデブチュウ」、8月「自家製麺 鶏中華そば 火鳥 HINOTORI」
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※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。
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