「ラーメンWalker山形グランプリ」新店部門発表!スープに注目の名店がそろう

2019年12月12日 00:00更新
Walkerplus編集部
ラーメンWalker山形の人気企画「ラーメンWalker山形グランプリ」。今回は、オープンしてまだ日が浅い新店に限定したランキングを紹介する。有名ラーメン店ひしめく山形県で第1位となったのは、オリジナリティあるスープが魅力のあの店だ。<※情報はラーメンWalker山形2020より>

<h2>新店部門3位:「中華そば まがりすけ」(東根市)</h2>

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鮮やかに魚介が香るトロトロ食感のスープ

山形市の旅篭町で熱烈な支持を得ていた「たまや」。店設備の老朽化などにより、2018年2月に閉店し、3月に「まがりすけ」として東根市に移転オープンした。

店主・酒井祐輔さんは、「ら~麺たまや」に約9年勤め、店長も任された凄腕で、看板メニューは「味玉らーめん」(850円)。鶏ガラに豚の背脂を加え乳化させたスープは、濃厚でトロトロの食感で、モチモチとした噛み心地が魅力の中太ストレート麺にしっかりと絡んでくれる。どっしり厚い豚バラチャーシュー2枚と太いメンマの食感、黄身がトロトロの味玉も絶妙。魚介の鮮烈な風味と醤油のキレに、箸を動かす手が止まらない!

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若者たちに熱狂的に愛される「ジャンク盛り(夜限定)」は食べ応え十分

煮干しの風味がじんわりと広がる「中華そば」(700円)はさらに純化し、若者たちに熱狂的ファンの多い「ジャンク盛り」(820円※夜限定)はよりガツンとした味わいに。「たまや」のラーメンをブラッシュアップしたメニューを堪能しよう。

<中華そば まがりすけ 住所:東根市中央東1-4-10 / 時間:7:00〜9:00、11:00〜14:00、17:00〜20:00、土日祝11:00〜17:00(各LO)※スープがなくなり次第終了 / 休み:月曜(祝日の場合は翌日)>

<h2>新店部門2位:「麺や陽風(はるかぜ)」(山形市)</h2>

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一杯ずつ丁寧に作り上げていく、素材の旨味を凝縮したスープ

2018年に飯田から移転オープン。移転前から注目されていた店で、店主・鈴木貴信さんは「投票してくれた方に感謝です」と謙虚に語る。人気メニューは「山形中華そば(普通盛)」(690円)。小麦の香り豊かで、モチモチプリプリの多加水の麺を力強い手もみで縮れさせた自家製麺と、好相性のスープが人気の理由。具は豚バラと鶏ムネ肉の2種のチャーシューや、長く柔らかい穂先メンマなど、シンプルながら上質なものを使用している。

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鶏ガラと豚骨などの旨味が溶け込み、濃厚ながらあと味はさっぱりな「鶏豚魚介白湯(濃厚・普通盛)」

「麺や陽風」のスープは、まさに誠実にラーメンに向き合うからこそ生まれたもの。鶏ガラと豚骨、昆布ダシを組み合わせており、丁寧な下処理と徹底した温度管理で旨味を最大限に引き出している。でき上がったスープは風味を損なわないよう一度急冷し、提供時に一杯ずつ温めている。

「あっさりだけど重みのあるスープを目指した」という山形中華そばに対して、対極をなすラーメンが「鶏豚魚介白湯(パイタン)」だ。大量の鶏ガラと豚ガラ、魚介を煮込んで作る濃厚なスープにファンが急増中。クセの強い部位は使わないので臭みはゼロ。2回こしてクリーミーな舌触りに仕上げている。

<麺や陽風 住所:山形市清住町2-4-34 / 時間:11:00〜14:30(LO) / 休み:日曜>

<h2>新店部門1位:「らーめん金子」(山形市)</h2>

1位を飾ったのは「らーめん金子」。スープに鯛と貝を用いるなど、オリジナリティが注目されているが、今回は残念ながら掲載NGに。

2位「麺や陽風」、3位「中華そば まがりすけ」はともに、山形県民のみならず他県民であっても訪れたい名店。ぜひ「ラーメンWalker山形」片手に行ってみよう。

※表記価格は消費税10%時の税込価格となります。

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日本屈指のラーメン天国・山形のうまいラーメン店がこの一冊に! 今回の新店特集は、酒田のワンタン麺ニューブランドや、移転してさらにパワーアップした店など、山形にゆかりのある名店が挑戦する新たな味を紹介! また、北海道の本格味噌ラーメンの進出や醤油二刀流で勝負する店など、新たな時代に突入した山形ラーメン界の今を紹介します。

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