ガチで選んだ「ラーメンWalker東京グランプリ」発表!芸術的な一杯の名店がV2

2019年12月16日 00:00更新
Walkerplus編集部
毎年恒例の、東京で一番旨いラーメン店をガチで決める「ラーメンWalkerグランプリ」。昨年までの東京23区と武蔵野・多摩を統合し、さらに熾烈を極めた激戦となった今年、1位に輝いたのは熱い想いがたっぷり詰まった芸術的な一杯を提供する名店だ。<※情報はラーメンWalker東京2020より>

総合部門5位:「麺や 七彩 八丁堀店」(八丁堀)





注文後に麺を打つスタイルにスープも改良。あくなき挑戦に人気の秘密を見た

注文を受けてから麺を打ち出し、ラーメンを作るというまさに麺を楽しむ店。これは、「小麦の味と香りを楽しんでほしい」という店主の想いから生まれたもの。またスープは、2019年6月から東京シャモと鹿を加えたものに変更。「豚を食べられない人もいるので、誰もが味わえる一杯を作りたかった」と店主・藤井吉彦さんは話す。常に挑戦し続けるこの姿勢が、長きにわたる人気の証だろう。人気メニューは「喜多方らーめん(煮干)」(1000円)。東京シャモと鹿のスープに、伊吹イリコ100%の煮干しを融合。濃厚だがえぐみのない煮干しと、鹿のまろやかな味わいが楽しめる。

<住所:中央区八丁堀2-13-2 / 時間:平日11:00〜15:00、17:00〜22:00、土日・祝日11:00〜15:00、17:00〜21:00(各LO) / 休み:第3火曜>

総合部門4位:「らぁ麺 やまぐち」(西早稲田)





故郷・会津の地鶏の旨味が染み渡る 優しく心温まるような「鶏そば」

福島・会津若松市出身の店主が、地元の食材を使いたいと考えて取り入れた会津地鶏と、その地鶏のよさをさらに出すために合わせる山水地鶏。勝負メニューはその丸鶏の優しい味わいが染み出た「鶏そば」(880円)だ。地鶏の鮮度とすっきりした醤油が絶妙で、「麺屋 棣鄂」の小麦の風味がよく出た特注麺が抜群に絡む。麹漬けの豚チャーシューも絶品。スープは朝炊きにこだわり、常にフレッシュな状態にするなど、地鶏スープのよさを追求し続けている一杯だ。

<住所:新宿区西早稲田町3-13-4 / 時間:11:30〜21:00(LO) / 休み:月曜(祝日の場合は翌日)>

総合部門3位:「Tombo(とんぼ)」(吉祥寺)





バランスのよいトリプルスープが出す圧倒的な存在感の旨味を味わう

JR中央線、京王井の頭線 吉祥寺駅、京王井の頭線 三鷹台駅、井の頭公園駅から約12〜13分ほどの場所にたたずむ「Tombo」。「駅近くのガヤガヤした所ではなく、ゆったりとした所でやりたかった」という店主・榎本さんの穏やかな人柄もあり、男性客はもちろん、近所に住むさまざまな世代の女性客も多く来店する。幅広い層の支持を受けるラーメンは、ひと口スープを飲むとシンプルに感じるが、あとから押し寄せる旨味の重層感が絶妙。丸鶏や鶏ガラと豚骨、そして煮干し&節系という多彩なトリプルスープながら、それぞれのよさだけを抽出したスープは、何か一つが突出することはなく、旨味のバランスを重視したもの。あっさりだがまったく飽きのこない、和食のような旨味を感じるスープを存分に楽しみたい。



魚介の風味が存分に効いた「味玉汐の旨味ソバ」(930円)

おすすめは「味玉醤油の旨味ソバ」(930円)。スープにさらに深みを持たせる役割を果たす、旨味の強い再仕込み醤油をタレに使用。エシャロットやネギなどを揚げた香味油を仕上げに加えることで、あっさりしすぎず、わずかなパンチを感じさせる。このほか、「味玉汐の旨味ソバ」(930円)や「醤油のつけソバ(小)」(780円)もおすすめだ。

<住所:武蔵野市吉祥寺南町4-16-12 リヒトハイム101 / 時間:11:30〜14:30、18:00〜22:00、日曜・祝日〜21:00(各LO) / 休み:水曜>

総合部門2位:「中華そば べんてん」(地下鉄成増)





常連に支えられた25年間の不動の味

「オレは早く引退したいんだよ。しかし常連がたくさんいるからね」と店主が笑顔を見せるように、多くのリピーターを生んでいる「中華そば べんてん」。その魅力は、飲み込むと節系が効いた豚骨魚介の深い旨味が一気に押し寄せるスープと、弾力のある自家製麺。そして「多くの人におなかいっぱい食べてほしい」という思いから、麺量350グラムの中盛りまで並と同一料金だというそのボリュームだ。現在は息子さんが加水率高めの弾力のある麺を打ったり、サバ節、カツオ節、鶏ガラ、ゲンコツなど、多彩な素材の旨味が凝縮したスープの基本を作り、店主が最後の調整をしているが、「常にスープは改良をしている」という。その姿勢が、開業から25年たった今でも多くのファンを生んでいる秘訣だろう。



濃厚な塩ダレが絶妙で、つけ麺に負けない人気を誇る「塩ラーメン(並・中)」(900円)

ここで食べたいのは「つけ麺(並・中)」(850円)。深みのある旨味が詰まった豚骨魚介スープには、チャーシューやメンマがゴロゴロ入る。ツルっとした食感の自家製麺は小麦の風味が豊かで、そのままでも美味しい。このほか、「塩ラーメン(並・中)」(900円)や「ラーメン(並・中)」(800円)も絶品なのでおすすめ。

<住所:練馬区旭町3-25-2 / 時間:11:00〜14:30(LO)※麺がなくなり次第終了 / 休み:日曜>

総合部門1位:「饗 くろ喜」(秋葉原)





1位を飾った『くろ喜』ほか、東京のガチ旨ラーメン店5店の自慢の一杯

1位を飾ったのは「饗(もてなし) くろ喜(き)」(「喜」は正式には七が3つ)。「塩そば」(1000円)の塩ダレは、岩塩や海藻から取れる藻塩、湖塩など、塩が採取できる全種類を使って、塩の持つ甘味・苦味・塩味を発揮している。また、麺は細麺と手もみ麺で小麦の種類を変えたりと緻密に配合され、産地にもこだわった素材の数々を提供している。甲州地どり、丹波黒どり、京鴨、黒豚などから取ったスープは、3段階もの温度管理で旨味を抽出するといった強いこだわりがある。丹波黒どりの鶏チャーシューなど具材も絶品だ。



青森県八戸産の青口煮干しにアサリのスープを加えた「醤油そば」(1200円)

このほか、店主がデザインした有田焼の器もスープの味によって種類を変えるなど、一杯のラーメンに対するこだわりが強い名店。「ラーメンの基本となる素材を作り出す生産者の想いを、『くろ喜』のフィルターを通してラーメンで表現している。一杯のフルコースを味わってほしいです」と語る店主の言葉通り、奥深いところで素材が絡み合うスープ、すすり心地抜群で食べ応えのある麺は、どれもが客の心をグッとつかむには十二分な出来栄え。たびたび出される限定メニューも店主のブログで作り方を公開し、どんな素材を使うのかを発信。また、店主自ら生産者のところに出向き、タケノコ堀りなど収穫を体験することも。「実際に行くことで、作っている方の想いもラーメンに反映できるんです」と語るように、常に素材と向き合い、素材のよさをラーメンとして昇華していく一杯は、ますます多くのファンをとりこにしていきそうだ。

<住所:千代田区神田和泉町2-15 四連ビル3号館1F / 時間:11:30〜14:30、18:00〜20:30、水曜・土曜11:30〜15:00、18:00〜21:00(各LO)※材料がなくなり次第終了 / 休み:日曜・祝日>

昨年よりも熾烈を極めたラーメンWalker東京グランプリだったが、『くろ喜』がみごとV2を達成!ラーメンの名店がそろう東京だが、まずは「ラーメンWalker東京」お墨付きの店に足を運んでみてはいかがだろう。

※表記価格は消費税8%時の税込価格となります。2019年12月現在、消費税率が10%に変更され、税込価格が変更となっておりますのでご注意ください。

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