「ラーメンWalker埼玉」の人気企画「ラーメンWalker埼玉グランプリ」。今回はオープンしてまだ日が浅い新店に限定したランキングを紹介する。多くの人気店がそろう埼玉で新店部門1位になったのは、自家製極太麺とコク深いスープが魅力のあの店だ。<※情報はラーメンWalker埼玉2020より>
<h2>新店部門3位:「つけそば 麺吉(めんきち)」(入間市)</h2>
<img src="/article/216041/1336170_615.jpg">
アゴ煮干しのダシを加え味を進化させた淡麗つけ麺
2018年夏にオープンした店を、2019年から屋号や味を現店主の石井さんが引き継いだ。アゴ煮干しで取るダシを取り入れるなど、自己流で味をさらに磨いている。なかでもおすすめは「特つけそば」(800円)だ。具がたっぷり入った淡麗なつけ汁に、モッチリとした特注の太麺の組み合わせ。焼きアゴや昆布、タマネギで作る混合粉でスープの旨味を補強している。
つけ麺のほか、飲み客のために考案した「ジャンボ餃子(5個入り)」(400円)は、手切り野菜をたっぷり詰め込んだ人気のサイドメニュー。自家製ラー油で食べるのがおすすめだ。ホテルの中華料理店に28年間勤務していた店主・石井賢治さんは「知識と経験を頼りに、前店主の作り上げたこの味をさらに磨いていきます」と今後の意気込みを語った。
<住所:入間市仏子397-5 / 時間:11:30〜14:30、17:00〜20:00、土日・祝日11:30〜17:00 / 休み:月曜、第1火曜(祝日の場合は翌日)>
<h2>新店部門2位:「自家製手もみ麺 鈴ノ木(すずのき)」(所沢市)</h2>
<img src="/article/216041/1336173_615.jpg">
自家製手もみ麺に絡みつく山水地鶏の芳醇な旨味
2018年10月に独立し、夫婦で店を切り盛りするこの店。新店部門2位の知らせに、店主・鈴木一成さんは「妻と二人三脚で懸命にやってきたことが報われてうれしい」と語った。スープは、ラーメン専用鶏の山水地鶏を弱火で6時間炊いたもの。食感や喉越しを意識し、ラーメンとつけ麺用にもみ分ける自家製麺などすべてに余念がない。
おすすめは「特製醤油ラーメン」(1100円)。山水地鶏のスープに6種類をブレンドした醤油ダレの風味が絶妙にマッチ。ワンタンなどの具も味わい深い。大盛り(200グラム)まで無料なのもうれしいポイント。女性が一人でも入りやすいよう、清潔感のあるおしゃれなデザインにこだわった店内なので気軽に訪れてみよう。
<住所:所沢市狭山ヶ丘1-3003-83 / 時間:11:30〜15:00、18:00〜21:00、火曜11:30〜15:00(各LO15分前)※スープがなくなり次第終了 / 休み:水曜></p>
<h2>新店部門1位:「中華そば 136(いちさんろく)」(東松山市)</h2>
<img src="/article/216041/1336176_615.jpg">
1位を獲得した名店の看板メニュー「特製中華そば」
春日部市にある「ジャンプ」「ぎと家」での修業を経て2018年に店を開いた店主の遠藤さん。創業時から濃厚な口当たりのスープがウリだったが、豚骨の量と炊く時間を増やしてさらに重みのあるスープに変更。多くのファンを喜ばせた。
<img src="/article/216041/1336178_615.jpg">
「曜日限定のセカンドブランドも予定しているので楽しみにしてください」と語る店主・遠藤勇さん
人気メニューは「特製中華そば(背脂:普通)」(990円)。ガツンと炊いた豚骨の中で、煮干しは苦味を抑えてフワリと軽快に香る。スープの変更にともないトッピングのバラ海苔を変えるなど、常に味を磨き続けている。また、自家製の極太麺は当日の気温や湿度に応じて打ち方を変える徹底ぶり。濃度の高いスープに負けないモチモチとした食感はおいしさだけでなく噛む楽しさも感じられる。さらに、チャーシューは切り出してから保温するためスープの温度を下げず、同時に肩ロースらしい柔らかさも保っている。全体にくまなく配慮が施された一杯だ。
<住所:東松山市加美町11-45 / 時間:11:30〜14:30、18:00〜19:30(LO)、土日祝日11:00〜15:00(LO)※材料がなくなり次第終了 / 休み:不定>
強豪ひしめく埼玉の新店で1位に輝いたのは「中華そば 136」。このほかにも埼玉には数多くの新店がある。まずは「ラーメンWalker埼玉」お墨付きの新店に、足を運んでみては?
※表記価格は消費税8%時の税込価格となります。2019年12月現在、消費税率が10%に変更され、税込価格が変更となっておりますのでご注意ください。