Highlight
東横線に揺られて渋谷から約20分、やってきたのは神奈川県川崎市の元住吉。昨年末からラーメンファンの話題を集めた新店『ナルトもメンマもないけれど。』に突撃しちゃいます!店名の通りナルトもメンマもないけれど、新店とは思えない驚愕のセンスと完成度を誇る塩ラーメンの味とは果たして?
キュートなルックスのこちらがこの店の代表作『塩らーめん』780円。秘密の塩タレに、鶏節や鶏ガラなどから丁寧に抽出したスープ、そして京都の老舗製麺所から取り寄せた中細麺を合わせたというまさに新人離れした一杯ですが、よく見ると何やらラーメンではあまり見かけない緑色の具材が……。実はこれ、生ピーマン!!
生ピーマンの他にも、バーベキュー用の炭火焼き機で仕上げた絶品チャーシューや、洋風な味わいをもたらす特製フライドオニオン、そして味変アイテムの赤いタレなど、独自の試みが盛りだくさん。そのすべてが自然に一杯としてまとまっているから驚きです!あまりのおいしさにラーテレMC陣もあっという間に完食でした!
風変わりな屋号に目を奪われがちですが、店主の道理大樹(どうり たいき)さんは『博多一風堂』など数々の有名店で腕を磨いた人物で、その実力は折り紙付き。基本を押さえながらも他にはない一杯を追求するべく、日夜ラーメン作りに没頭。ナルトもメンマもないけれど、2017年ラーメン界の台風の目となること間違いありません!