宮城の人気ラーメン店が「ラーメンWalker宮城2022」(発売中)の読者のために、限定麺を出す「プレミアム限定麺」シリーズ。「元気になれる一杯」をテーマに、7店舗がバトンをつないでいく。
4回目となる22年4月は、創業わずか3年でラーメンWalkerグランプリの殿堂店に上り詰めた「だし廊 -DASHIRO-」。繊細なダシスープがウリの同店が、イメージを覆すこってり&ジャンキーな一杯で新境地を切り開く!
【22年4月6日(水)・13日(水)・20日(水)・27(水)開催】旨辛ホルモンが決め手の濃厚味噌ラーメン
「旨辛ホルモン味噌ラーメン」(1000円)。1日20杯限定
「だし廊」と言えば、アゴ・貝・鶏・エビ・野菜の5つのダシが代名詞だが、今回のプレミアム限定麺のために“第6のダシ”を投入。それが豚骨100%スープだ。豚骨の旨味たっぷりの白湯(パイタン)に、西京味噌など3種を配合した甘めの味噌ダレを合わせ、濃厚かつマイルドな味わいに仕上げている。
麺は自家製の太ストレート。つるりと喉越しがよく、モチモチの食感でスープに負けない存在感を放っている。そして目を引くのが豪快にトッピングされる旨辛ホルモン。豚バラ軟骨と豚モツを特製の辛味噌ダレで味付け。豚バラ軟骨はトロトロになるまで煮込んでいて柔らか。コラーゲンがたっぷりで軟骨のコリコリとした食感がクセに。一方の豚モツはしっかりとした歯応えと弾力があり、噛むほどにモツの旨味が広がっていく。さらに食べ進めると旨辛ホルモンが味噌スープになじんでいき、パンチとコクがアップ。よりこってりであと引く味に変化していく。
代表の原田佳和さんは東北大学出身の俊英。大学卒業後、東京でサラリーマン生活を送っていたが、「自分で起業したい」という夢を叶えるために退職し、某ラーメン店で2年間修業するかたわら、だしソムリエ協会が認定するだしソムリエの資格を習得した。そして味の研究を重ね、アゴ・貝・鶏・エビ・野菜の5つのダシを考案。16年7月に「だし廊 -DASHIRO-」を創業した。
すると、その独創的で繊細な味わいが評判となり、すぐに人気が爆発する。17年のラーメンWalkerグランプリで宮城・新店1位、同・総合2位をダブル受賞。さらに18年、19年と同・総合1位を連続で獲得し、オープンわずか3年でラーメンWalkerグランプリの殿堂入りを果たした。その後も躍進は止まらず、現在宮城県内で5店舗を展開するまでになっている。
5店舗はすべてコンセプトが異なり、さまざまなアプローチで“ダシ”の魅力を発信している。総本山である「だし廊 -DASHIRO-」を任されているのが、店長の岩松大祐さん。ラーメン職人としてのキャリアが豊富で、今回のプレミアム限定麺も考案した。「『だし廊のイメージを壊す一杯を』という代表からのリクエストに応えました。ジャンキーに見えますが、もちろんうま味調味料は使わず、“豚のダシ”にこだわりました。こってりスープと旨辛ホルモンで元気になってください」と岩松さん。あっさりで奥深いだけが“ダシ”ではない。こってり濃厚な新たな“ダシ”をぜひご堪能あれ!
【実施日】22年4月6日(水)・13日(水)・20日(水)・27日(水)。1日20杯限定
【だし廊 -DASHIRO-】
住所:宮城県仙台市青葉区一番町2-2-11 TKビル1F
電話:022-204-4890
時間:11:00~21:00(LO20:45)※スープがなくなり次第終了
休み:なし
席数:26席(カウンター8、テーブル18)※禁煙
駐車場:なし
交通アクセス:仙台市営地下鉄東西線青葉通一番町駅南1出口より徒歩3分
※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker宮城2022」が必要です。食券購入時または注文時に店舗スタッフに提示してください(1人1冊、電子版不可)
【ラーメンWalker宮城2022プレミアム限定麺参加店舗】
21年11月「仙臺 くろく 定禅寺」(終了)、12月「だし廊 -NIBO-」(終了)、22年2月「沼田商店 麺組」(終了)、4月「だし廊 -DASHIRO-」、6月「だし廊 -BUSHI-」、8月「麺匠ぼんてん」、9月「だし廊 -Mix-」
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