「menya 787」の地鶏スープと3つの静岡食材がコラボ！お茶・鰹・山葵を使用した深みのある味わいに感動

2024年12月26日 12時00分更新

　静岡県の話題店が「ラーメンWalker静岡2025」（発売中）読者のために、「ラーメンWalkerスペシャル限定麺」を考案。1か月に１店、「地元愛」をテーマに各店主が工夫を凝らした一杯を披露してくれる。

　1月を担当するのは、ハイレベルな個性派ラーメンを次々と繰り出す菊川市の「menya 787」。ラーメンWalker静岡のために、静岡らしさをギュッと凝縮させた一杯を考案してくれた。

1日30杯限定！地鶏スープとの化学反応に注目した意欲作｢お茶と鰹と山葵｣

｢お茶と鰹と山葵｣（1200円）

　これまでも個性あふれるメニューを次々と発表し、いずれも主力級の人気を博してきた「menya 787」。店主の小澤幸之真さんの頭の中には常に作ってみたいラーメンのアイデアが渦巻いているのか、「地元愛を感じるラーメンを新しく考えていただけませんか？」という編集部のオーダーに、二つ返事で協力してくれた。

　テーマとなる「地元愛」から小澤さんが選んだ食材は、お茶と鰹と山葵。静岡グルメと聞いてすぐにイメージできる3つをすべて組み込み、店の軸となるスープのひとつである地鶏スープとのコラボレーションに挑戦した。麺は、地鶏と同じく長年にわたり同店の看板メニューとして愛されてきた、魚貝潮と同じ麺を使用している。

お茶は、地元の製茶店から取り寄せた菊川茶

　地鶏スープに菊川茶を入れてカツオ節を加え、取り出してから刻みワサビをスープに溶かすため、ノーマルな地鶏スープと見た目の違いはほぼない。しかし、香りや味はまったく別物。個性の強い3つの食材が地鶏スープの中で見事に調和し、それでいてしっかりと存在を主張している。

「menya 787」店主の小澤幸之真さん

　新潟県燕市出身の小澤さんはラーメン激戦区の燕三条で育ち、「小さいころからラーメンが大好きでした」と話す。16歳から飲食業に携わり、2015年に菊川市で「麺屋菜花奈」をオープン。「メニュー名を見た時に、どんなラーメンなのか想像できるものを作りたい」という思いから、メニュー名はシンプルに、使う漢字の意味にまでこだわって命名している。

　2021年に現在の場所に移転し、屋号を「menya 787」と改め心機一転。しかし、根幹となる思いは変わっていない。素材にまっすぐ向き合い、素材を主役にしているからこそ、素材の数だけバリエーションは増えていった。

　2024年10月からはさらにその思いを極め、全メニューの提供スタイルをかけ仕様に変更。スープと麺をシンプルに味わうことで、よりいっそう素材の魅力を感じられるようになっている。そんな小澤さんの「静岡愛」が表現された一杯。1日30杯限定にはなるが、1月中の営業日は毎日提供されるので、ぜひこの機会にチェックしてほしい。

コンクリート打ちっぱなしの、かっこいい店内

菊川インターからすぐ。朝ラーも楽しめる

「ラーメンWalker静岡2025」の購入・詳細はこちら

　今回の限定麺は、2024年11月26日に発売した「ラーメンWalker静岡2025」（発売中）の購入読者だけが楽しめる「スペシャル限定麺」企画の一杯。静岡県のラーメン界で名を馳せる名店＆人気店の店主が、今回のテーマ“地元愛”満点の一杯を考案。2025年5月までの6か月間に計6回開催する。「menya 787」の提供期間は2025年1月7日（火）～31日（金）の営業日。

　普段は楽しむことのできない限定麺を味わうためには、｢ラーメンWalker静岡2025｣、もしくは掲載されている「スペシャル限定麺パス」が必須。忘れずに持参しよう！

【実施日】2025年1月7日（火）～31日（金）の営業日。1日30杯限定

【menya 787】

住所：静岡県菊川市加茂5761-1

電話：なし

時間：6時30分～14時（LO）

休み：日・月曜

席数：13席（カウンター7、テーブル6）

駐車場：20台（無料）

交通アクセス：東名高速道路菊川ICより車で約2分

※最新情報は公式Xにてご確認ください

※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker静岡2025」、もしくは雑誌に掲載されている「スペシャル限定麺パス」が必要です。食券購入時または注文時に店舗スタッフに提示してください（1人1冊、電子版不可）