ラーメンを利用した「鯛茶漬け」も絶品、銀座の路地裏にある名店 麺処 銀笹(東京・銀座)

 銀座の路地裏に佇むこの店「麺処 銀笹」では、ちょっと変わったラーメンの食べ方を楽しめる。

 友人はつけめんを頼んだが、個人的なイチオシは「銀笹 塩ラーメン」だ。

 この美しい清湯スープを見てほしい。

 昆布・鰹節・煮干しなどの魚介から抽出した和風出汁をベースに、鶏ガラや豚骨を合わせている。あっさりとしているが、しっかりとした味わいだ。

 スープ、麺、具材の順に食べ進めていくが、なぜ “ちょっと変わったラーメンの食べ方”になるのか。

 この貼り紙を見ていただければ分かるだろう。

 さすが銀座だ。食べ方の手順が英語でも書いてあるのが有難い。

 麺を食べ終わったら鯛飯を注文し、残ったスープをかけていく。

 丼の一部が注ぎ口になっているのでとてもやりやすい。ナイスなアイデアだ。

 これは「鯛茶漬け」という食べ方だ。

 鯛飯と合わさることによってさらにスープの旨味が増し、ラーメンの時とはまた違った味わいを楽しめる。

 美味しいスープを最後まで余すことなく堪能できる、素晴らしい方法だと思う。

 味変アイテムとして、アオサと焦がしニンニクも用意されている。後半に投入するのがオススメだ。

 銀座の中心から少し離れた場所にあるのが難点だが、この路地裏の雰囲気とともに極上の鯛茶漬けを味わってほしい。

 ※本記事は本人からの許諾を取り、以下の英語ブログに最新情報を加え日本語に翻訳したものです

 麺処 銀笹 (Ginzasa in Ginza)
 http://www.ramenadventures.com/2019/06/ginzasa-in-ginza.html

ブライアン・マクダクストン Brian Macduckston (ラーメンブロガー)

日本在住のラーメン大好きなアメリカ人。ラーメンを英語で発信するラーメンブログ「Ramen Adventures」は世界的な人気を獲得。2015年には書籍「最強アメリカ・ラーメン男 東京 極ウマ50店を食べる(K&Bパブリッシャーズ)」も刊行。現在はラーメン店の世界進出時のコンサル等も担当している。

百麺人(https://ramen.walkerplus.com/hyakumenjin/

本人ブログ http://www.ramenadventures.com/

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