名店の一番弟子によるつけ麺、足を延ばす価値は絶対にある 中華蕎麦 うゑず(山梨県・中巨摩郡昭和町)
ラーメンフリークであれば、誰もがあの有名店『中華蕎麦 とみ田』の味を知っているだろう。
2018年には、富田店主に密着したドキュメンタリー映画『ラーメンヘッズ』が世界中で公開され、私も映画館でたくさんの人とともに鑑賞した。まさに日本を代表するつけ麺の名店だ。
今回訪れた『中華蕎麦 うゑず』は、富田店主の一番弟子である上江州恵介氏が独立開業した店。
とみ田がある松戸からは車で約2時間半ほど、山梨県の中巨摩郡に店を構えている。
都内からもアクセス的にはなかなか厳しい場所にあるが、足を延ばす価値は絶対にあると思う。
店の前に連なる大行列、そしてこの写真が全てを物語っているからだ。
オーダーしたのは、フラッグシップメニューの『特製つけ麺』。
コシが強い極太の自家製麺、レアなローストチャーシューと炙りバラチャーシューの堪らないコンビネーション。
豚骨魚介の魅力をギュッと閉じ込めた、素晴らしく濃厚なつけ汁。
この香りと美味しさは写真で伝わるだろうか。塩気と旨味の絶妙なバランス感、ほんのりと柚子の清涼感も効かせてある。
決して栄えている場所ではないが、並ぶであろうことは覚悟していた。
長い行列、閉店まで絶えることのない客足。富士山を大きく望む地とは思えない光景だ。
店内には自家製麺である証が鎮座していた。
地元山梨産の小麦をブレンドして、毎日ここで麺を打っている。
券売機のラインナップはとてもシンプルだ。
さあ、迷うことなく召し上がれ!
※本記事は本人からの許諾を取り、以下の英語ブログに最新情報を加え日本語に翻訳したものです
中華蕎麦 うゑず (Uwezu in Yamanashi Prefecture)
http://www.ramenadventures.com/2019/01/uwezu-in-yamanashi-prefecture.html
ブライアン・マクダクストン Brian Macduckston (ラーメンブロガー)
日本在住のラーメン大好きなアメリカ人。ラーメンを英語で発信するラーメンブログ「Ramen Adventures」は世界的な人気を獲得。2015年には書籍「最強アメリカ・ラーメン男 東京 極ウマ50店を食べる(K&Bパブリッシャーズ)」も刊行。現在はラーメン店の世界進出時のコンサル等も担当している。
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