私の日本語力はそこまで悪くはない。
だがしかし、最初にこの店の地図を見た時は「大盛軒」を「大勝軒」だと思ってしまった。大勝軒は日本に数多くあるラーメン店の名前だ。
大盛軒があるのは東中野駅のちょっと寂しいサイド、東口の改札を出てすぐの交番の近くだ。
この店の名物は「鉄板麺」。
鉄板とは文字通り、鉄の板のこと。要するに熱い鉄の板で何かするということなのだが、これがどうラーメンと関係があるんだ!?
ドーン! これが鉄板麺だ。
熱々の鉄板にのった豚肉の炒め物と、ハーフサイズのシンプルな醤油ラーメン、ライス、生卵とニンニクチップがセットになっている。
この店の流儀は、豚肉の炒め物に生卵とニンニクチップを投入して混ぜ合わせ、キャベツやピリ辛ソースとともにガッツリ食べること。
これは正真正銘の逸品だ。
鉄板の上は見た目も味も豪快だが、ラーメンはとてもシンプル。気に入った。
この鉄板麺には豚肉の他にもビーフ鉄板麺、野菜鉄板麺、ベーコン鉄板麺、ウインナー鉄板麺など様々なバリエーションがある。
古き良き時代の町中華風の店で、メニューも幅広い。オススメだ。
※本記事は本人からの許諾を取り、以下の英語ブログに最新情報を加え日本語に翻訳したものです
大盛軒 (Oomoriken in Higashi Nakano, Tokyo)
http://www.ramenadventures.com/2019/10/taiseiken-in-nakano-tokyo.html
ブライアン・マクダクストン Brian Macduckston (ラーメンブロガー)
日本在住のラーメン大好きなアメリカ人。ラーメンを英語で発信するラーメンブログ「Ramen Adventures」は世界的な人気を獲得。2015年には書籍「最強アメリカ・ラーメン男 東京 極ウマ50店を食べる(K&Bパブリッシャーズ)」も刊行。現在はラーメン店の世界進出時のコンサル等も担当している。
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