この店『航海屋』には、2011年にも訪れたことがある。
今回は友人のセバスチャンに連れられてやってきた。彼のお気に入りの店のひとつだ。
今もずっと変わりなく、新宿のド真ん中にある少々小汚い店だ。
だがそれがいい。
鶏ガラと魚介の濃密な旨味、そして焦がしネギ油の香り豊かなスープが今回も出迎えてくれる。
オーダーしたのはもちろん、航海屋のフラッグシップメニュー『ダブルチャーシューメン』だ。
大トロ・中トロ・赤身からチョイス可能なチャーシューは、その数なんと20枚! 大輪の花のように丼を彩っている。
日本を代表する偉大なコメディアン、志村けんさんも航海屋をお気に入りだったようだ。
この店が毎年夏に提供する冷やしラーメン『清流めん』が二日酔いに一番効くと言っている。
ちょっとおかしな英語も相変わらずだ(ミススペル! ArailableではなくAvailableだ)。
以前は池袋や常盤台などにも支店があったが、今ではここ新宿と阿佐ヶ谷だけになってしまった。
だが今回も、以前と変わらぬ美味いラーメンだった。
※本記事は本人からの許諾を取り、以下の英語ブログに最新情報を加え日本語に翻訳したものです
航海屋 (Kokaiya in Shinjuku)
http://www.ramenadventures.com/2019/05/kokaiya-in-shinujuku.html
ブライアン・マクダクストン Brian Macduckston (ラーメンブロガー)
日本在住のラーメン大好きなアメリカ人。ラーメンを英語で発信するラーメンブログ「Ramen Adventures」は世界的な人気を獲得。2015年には書籍「最強アメリカ・ラーメン男 東京 極ウマ50店を食べる(K&Bパブリッシャーズ)」も刊行。現在はラーメン店の世界進出時のコンサル等も担当している。
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