ラーメンWalker2023東京限定麺、第4弾 特級焼き煮干しを使った「まるえ中華そば」の限定麺に注目

 都内の人気ラーメン店が、「ラーメンWalker東京2023」(発売中)の読者のために、月に1回ずつ限定麺を出す「プレミアム麺」。今回のテーマは「季節を感じる一杯」。ラーメンを通じて旬の食材の魅力を各実力派店主が創作する。レギュラーメニューでは味わえない意外なメニューも多く、各店の個性あふれる限定麺になっている。

 2022年12月に行うのは、巣鴨の人気店「まるえ中華そば」だ。

【2022年12月2(金)~5日(月)開催】煮干しの濃密な旨味と大きなチャーシューに大満足

「特級焼きかたくちいわし中華そば」(1,200円)。巨大なチャーシューは柔らか  撮影/奥西淳二

「特級焼きかたくちいわし中華そば」(1,200円)。1日20杯限定

 中目黒の「中華そば えもと」のセカンドブランドで、豚のゲンコツを使ったラーメンを出す「まるえ中華そば」が挑む限定麺は、青森県産のカタクチイワシの焼き煮干しをメインに使った一杯。焼き煮干しや豚骨、牛骨を使ったスープは、煮干しの濃密な旨味を豚骨や牛骨がしっかりと支える仕上がりで、飲んだ瞬間に煮干しの上品な味わが口いっぱいに広がる。そしてそのスープに、店主の地元である福岡県のマルヱ醤油を加える。麺は自家製の平打ち太麺で、茹でる前にしっかりと手もみすることで、モチッとした食感になり、スープとよく絡む。また、目をひく巨大な肉は、岩中豚の肩ロースのチャーシューと煮豚。丼いっぱいにトッピングされるので、食べ応えも満点だ。

青森県産のカタクチイワシの特級焼き煮干し  撮影/奥西淳二

  脂がのって今が一番おいしい青森県産のカタクチイワシ。それを焼き煮干しにして使う今回の限定麺。スープの半分以上はこの焼き煮干しを入れてじっくりと煮出すことで、上品で濃密なスープになる。焼き煮干し特有の奥深さも存分に堪能しよう。

店主の惠本将裕さん  撮影/奥西淳二

 店主の惠本将裕さんは、都内の濃厚煮干しラーメンの有名店「ラーメン凪」で修業を積み、2014年に中目黒で間借り営業として「ラーメン惠本将裕」をオープン。2016年4月に渋谷神泉店、2017年9月には中目黒店を同じビル内で移転させ、終日営業を開始。雑味のない煮干しラーメンが多くのラーメン好きに好まれ大人気店に。21年3月にはリニューアルし、「中華そば えもと」として営業。そして、2020年6月に豚清湯の「まるえ中華そば」を巣鴨にオープンさせた。

落ち着きのある店内  撮影/奥西淳二

「Japanese Soba Noodles 蔦」(現在は代々木上原)の跡地で営業  撮影/奥西淳二

【実施日】2022年12月2日(金)~5日(月)開催。1日20杯限定

【まるえ中華そば】
住所:東京都豊島区巣鴨1-14-1
電話:03・5395・8808
時間:11:30~16:00、17:00~20:00、日曜・祝日11:00~19:00(各LO)
休み:水曜(別ブランドで営業)
座席:8席(カウンターのみ)※禁煙
駐車場:なし
交通アクセス:JR山手線巣鴨駅南口より徒歩2分、都営三田線巣鴨駅A1出口より徒歩3分

※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker東京2023」が必要です。食券購入時または注文時に店舗スタッフに提示してください(1人1冊、電子版不可)

【ラーメンWalker東京2023プレミアム麺参加店舗】
2022年9月「ラーメン 巌哲」(終了)、10月「麺笑 巧真」(終了)、11月「らぁ麺や 嶋」(終了)、12月「まるえ中華そば」、23年1月「麺創庵 砂田」、2月「八咫烏」、3月「亀戸煮干中華蕎麦 つきひ」、4月「麺屋 Hulu-lu」、5月「カレと。Men」、6月「中華そば 和渦 TOKYO」

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※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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