岡山のご当地ラーメンを東京で堪能! くじら食堂bazar 三鷹店(東京・三鷹)【ZATSUのオスス麺 in 武蔵野・多摩】第1回

2020年03月09日 12時00分更新

 「麺や七彩」出身と言う鳴り物入りで、2013年に東小金井にオープンした「くじら食堂」。

 常に行列の絶えないお店として確固たる人気を得て、2018年には東小金井駅すぐ近くの「nonowa東小金井」に移転しましたが、今年2月21日に遂に待望の2号店となる「くじら食堂bazar」を三鷹にオープンさせました!

 東小金井のお店とは全く異なる味とコンセプトで、単なる支店では無く新ブランドと言って良さそうですね。
 

 店内はお洒落で落ち着いた雰囲気ながらも、シャッターにはラーメンマニアの間では知る人ぞ知るイラストレーター・青木健さんによる和やかなタッチのイラストが描かれる等、やはり何処か馴染みやすい雰囲気を醸し出してくれていて、「くじら食堂」らしさを感じます。

 今回頂いたラーメンは、看板メニューとなる「特製醤油」980円。

 岡山県のご当地ラーメンである「笠岡ラーメン」の地元商工会議所の認定を受けたという一杯は、鶏の旨味が凝縮されたスープにキュッと引き締まるような醤油ダレが合わさった濃い口のスープで味わい深さがあり、グイグイ飲みたくなる引きの強さがあります。
 

 「くじら食堂」と言えば自家製麺がお店の特徴の一つでもありますが、今回の「くじら食堂bazar」では自家製麺を使用せずに三河屋製麺の細縮れを使用。細麺ならではの啜り心地の良さに加え、強い縮れが特徴的な口当たりで楽しませてくれます。

 「笠岡ラーメン」の代名詞でもある鶏肉「かしわチャーシュー」がたっぷり入っていて、その特有の食感や噛むほどに旨味が滲み出るような味を楽しめ、他にも風味豊かな吊るし焼豚、トロっとした半味玉、メンマ、白髪ねぎ、存在感抜群の青ネギがのります。

 東京で笠岡ラーメンが食べられる希少なお店で、単にご当地ラーメンを模しただけでは無い、確かな美味しさを持った一杯で、是非沢山の人に食べてもらいたいです。

 今後販売される予定の「生姜ラーメン」「味噌ラーメン」「葱皮ラーメン」「油そば」等も楽しみで、これから目が離せないお店になりそうです!
 

ZATSU

2006年に開設したブログ「ZATSUのラーメン」の管理人。 武蔵野・多摩地区を中心にしたラーメン食べ歩きを始めて15年以上。現在は年間400〜500杯程度を食べ、新店コレクターでありながらも老舗店やリピートするお店も多数あり。チェーン店からファミレス、カップ麺までも愛する真性の「ラーメン好き」で、基本的に何でも美味しく食べられる幸せ者。 「自分の好みのラーメンを見つけて欲しい」と言う思いをモットーに色々なラーメンを紹介していきます。

本人ブログ(http://blog.livedoor.jp/zatsu_ke/

本人Twitter @zatsu_ke

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