YouTuber としおの「おいしいラ飲み」　第6回

こだわりぬいた本場九州の絶品おつまみと極上博多ラーメン。高田馬場のラーメン居酒屋「博多ラーメン でぶちゃん」でラ飲み！

　どうも〜、こんにちは。としおです。

　ラーメンYouTuberとして活動中の僕が「ラ飲み」をテーマにお届けするこちらの連載。そう、「ラ飲み」とは、ラーメン屋さんでお酒を飲むこと。これがねぇ、また良いんですよ。僕なりの楽しみ方をご紹介させて戴きます！

本場九州の味を堪能できる！最強の博多ラーメン居酒屋！

　JR高田馬場駅の早稲田口から徒歩4分ほどにある『博多ラーメンでぶちゃん』。

　都内屈指の博多ラーメンが頂けるお店ですが、こちらの特徴はそれだけではありません。豊富な九州郷土料理とお酒も取り揃え、ラーメン居酒屋としても営業されており、店内はいつも活気に満ち溢れています。

　驚くのはその料理のクオリティ。本場の味そのまま、時には店主の甲斐康太さんのアレンジにより本場以上の逸品に仕上げることも珍しくありません。それらをアテに飲んでシメは博多ラーメン…想像するだけでヨダレが出ますね！それでは、行ってみましょう！

としお流でぶちゃんラ飲み！！

　伺ったのは日曜日の午後5時半すぎ。開店してすぐの時間だったため、待ちもなくカウンターに座れました。

　生ビールを注文し、それから「本日のオススメ」を見てみます。でぶちゃんは日替わりのメニューが豊富なので、それをまずチェックしましょう。

　どれも魅力的すぎて悩んでしまいますが、「本白子ポン酢」をチョイス。冬ですね。

　すぐにビールが到着。

　何も考えず、グビグビっと流し込む。

　くーっ、うまい！うますぎる！！

　続いて白子も来ました。

　おおお、完璧なビジュアルだ…！

　白子くん。まさか君にラーメン屋で出会うとは思わなかったよ。

　ぱくり。

　うんめええ！口の中でとろける美味しさ。しっかりクリーミーでたまらんです。

　でぶちゃんで頂く「本日のオススメ」は何でも美味しいですが、特に海産物は抜群。それもそのはず、店主の甲斐さんは21歳の頃、魚の勉強をするために1年間だけと決めて寿司屋さんで働いていたそう。

　その頃から現在まで、通算10年ほど築地、豊洲市場に通っており、様々な業者と関係を築き、現在は信頼できる「バイヤー」と「魚屋」に旬の物を用意してもらっているとのこと。

　「銀座のお寿司屋さんで出すような超一級品じゃなくていいんです。旬なものを、ちゃんと丁寧に扱えば美味しい物が提供できます」と甲斐さんが話してくれました。

　あっという間にビールを飲み干してしまったので次のお酒を考えます。

　せっかく博多ラーメン屋さんに来たので、芋焼酎を頂こうかと思ったら…プレミアム焼酎と言われている「魔王」や「村尾」があるじゃないですか！

　しかもめちゃくちゃ安い…

　グラスで1000円超えるのが普通だと思いますが、こちらでは460円。びっくりです。

　という事で、せっかくなので魔王を水割りで注文。

　うん、美味しい！

　良い意味で豚骨クサイでぶちゃんの店内で飲む芋焼酎は格別です。気分は博多屋台。

　レギュラーメニューからも一品選んでみましょう。

　こちらも惹かれるおつまみ達が並びますが、今日は一人でもサクッと食べられそうな「串物」にします。

　やってきたのは、こちら。

　外せないのがバラ串。九州で焼き鳥といえば、（鳥じゃないけど）やっぱり豚バラ。

　僕も熊本出身ですが、よく子供の頃、近所のスーパーに併設されているテイクアウト専用の焼鳥屋台で豚バラ串を買ってもらっていたのを思い出します。

　一口パクリ。甘い脂がじんわり美味しい。

　ほんのり炭の香りがしたので、もしや？と思い甲斐さんに聞いてみたところ、やはり炭で焼いているそう！

　ラーメン屋さんのおつまみでそこまでやりますか…！甲斐さんのこだわりに脱帽です。

　魔王の水割りをお代わりしつつ、サガリ串も楽しむ。牛肉らしい肉肉しさがおいしく、酒がすすみます。

　最後はウインナー串。

　うんうん、これで良い。いや、これが良い！

　ウインナーとかハムとか、いい意味でチープなやつで飲むのが堪らなく好きなんですよねぇ。

　というか、シャウエッセンを炭で焼いてもらうなんて、めっちゃ贅沢な気がしません？（笑）

　間に挟んである玉ねぎも甘くておいしい。ウインナーだけにしておかないところにも、甲斐さんの愛を感じます。

　酔いもまわり完全にゴキゲンモード。今夜の僕は誰にも止められません。

　こちらの餃子ももちろん手作り。しかも、冷凍などはせず、その日に使う分はその日に仕込んでいるそう。

　まずはそのまま。

　おっ！餡の味付けが絶妙なので、そのままでもウマイ！

　そこからのハイボールがこれまた至福。いくらでも飲めちゃうぞ、これ…

　餃子のタレ、ラー油も使いつつゆっくりと味わいます。一口サイズなので一人でも頼みやすくて嬉しいですね。

　さて、そろそろシメにいきましょう。

　いい感じに腹も膨れてきたので、シンプルにラーメンでお願いしました。

　美しい泡の浮かぶスープにチャーシューが3枚、ネギたっぷり。いいですね〜。

　さっそく麺をズズズ。

　んー、コレコレ！飲んだあとのコレが悪魔的にうまいんです！

　麺は、新宿だるま製麺の特注品。福岡のラーメン専用小麦「ラー麦」で作られた麺は、なめらかでコシが感じられるもの。甘みがありスープとの絡みもバッチリです。

　ちなみに、でぶちゃんでは麺の茹で加減は選べません。

　ここだ！という最高の状態で出してくれるので、お店の想いごと頂いちゃいましょう。

　熟成感を感じるスープは旨味たっぷり。しっかりとした厚み、とろみはありますが、後味はスッキリしています。

　博多ラーメンらしく薄く切られたバラ肉のチャーシューも脂がのっていて最高！

　箸が止まらないどころの話ではありません。箸が加速していきます！

　替玉、バリカタでお願いします〜！

　替玉は茹で加減を選べるので、せっかくなのでバリカタにしてみました。

　そしてここからがまた博多ラーメンの醍醐味。そう！味変です！

　紅生姜、辛子高菜、ゴマを投入したら、最後に生ニンニク！

　思いのままに混ぜて、豪快にすする！

　うおお！一気にジャンク感も出た！サイコー！

　バリカタの麺は、より小麦の香りがダイレクトに感じられ、全く違う味わいに。

　博多ラーメンってシメでありながら、最高のおつまみでもあるよなぁ。

　そんな事を考えながら、最後の一口をハイボールで流しこみ完食。

　大満足！ごちそうさまでしたっ！

　素材の選び方から扱い方まで全てにこだわりを感じる一品一品。そして、博多屋台を丸ごと楽しめるようなメニュー構成と店内。やっぱりでぶちゃんは最高でした！

　という事で、今回は博多ラーメン でぶちゃんをご紹介しました！

　みなさんもぜひ、でぶちゃんでラ飲みを楽しんでくださいね！バイバイっ！

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